第一回受賞作品発表「冒頭はいつも突然に……」
どうも、うなです。
今回は自主企画に参加頂き誠にありがとうございます。
様々な作品を見させて頂きました。概要にも書いた通り、(自分の趣味には)ちょっと合わないなぁ。という作品もありました。
ですが、自分の求めるモノばかりを求めていては何も変わりません。
私は色々な作品をお待ちしております。そして、私に「こういう作品もいいんじゃね」と思わせてくれると私はとても喜びます(だからなんだっていうだよ)
とまあ、割と自己満企画になっています。
今回は面白いと思える作品に出合えました。
これからもちょくちょくやっていけたらなと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
では、受賞作品の発表です。
金賞【豚の国】
ダークファンタジーと言えばわかると思います。書き出しから惹かれる文章で設定がとても好みでした。個人的には今回の作品で一番に目を引かれた作品でした。全てを読めば題名の意味もわかります。
すらすらと文が頭に入るので読みやすかったです。私は電車の中で読みました。
総合的に言うと、雰囲気が好きな作品でした。欲をいうとこの作品で完結してほしかった感はあります。
以下リンク↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054880869178
銀賞〖ネコに問え〗
アイデアは好きです。それぞれ個性が出る設定は良く、パートナー同士の成長物語は個人的に好きでした。
ただ、主人公が特別感を出したいのか。普通の少年のなのか、あやふやな気がしました。キャラとしては先輩が好き。ああいうキャラを作ってみたいなぁ。なんて思いました。
以下リンク↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886348131
銅賞『煉獄青年』
主人公のダークヒーロー感が好きです。1話目が入りとしては良かったと思います。
ただ、ヒロインが安易に自分を差し出した時は少し戸惑いました。もう少しヒロインについての描写があってからでも良かったと思います。
それ以外は特に変だとは感じませんでした。
読んでいる感じではスラスラと読める部類の作品だと思いました。
以下リンク↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885393362
…………というわけで、やっと賞の発表まで漕ぎ着けました。
今回は応募条件を正しく認識していない方が見えました。きちんと概要を読んでから応募して頂けると幸いです。
さて、今回の賞の選考基準ですが、まず第一に
「冒頭が引き込まれるものであること」
を重視しました。
これについては、小説を書く際にどれだけ読者が付いてくれるかに関わってきます。作品として発表する以上、冒頭には気を使わなくてはいけないと私は思っています。
引き込まれるかどうかは個人差が出ると思いますが、万人に「おっ、面白そう」と思って貰える書き出しができるスキルは重要なものだと思います。
眠い時であれ、目を覚ますような作品はあります。苦しいときでさえ、手を伸ばしたくなる作品はあります。
作品は心を養うモノであって、自己満の道具ではありません。
読者をアッと言わせる作品を作ってやる。自分な好きな世界観を相手にも伝えたい。
読者という相手がいるだけで、その書き方は変わってくるはずです。
一端の高校生が何を偉そうに……という方もいると思いますが、私はそう思います。
最後に、この企画に参加して頂いた方々に、厚く御礼申し上げます。
アイデアや文章の書き方など、様々なことを学ぶことができました。そして、これはこれからも続けて行きたいです。
今回はこれで終わりとなりますが、今後の参加も楽しみに待っています。
では、さようなら。
――以上、うなでした。
«おまけ»
気になった作品紹介
「微生物こそ最強です」
文章が全体的に描写しきれていない感じがある。頑張って想像してやっとという所。
でも好き。
文章が整っていれば読んでみたい作品。どうか一読ください。
リンク↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885696125
「星降る村の小さな英雄」
人間以外の主人公ってのはなんとも乙。ただ、始まりがそれ程引き込まれるような話しでは無かったので、三話で断念。
そこから読む気になれなかった。あくまで、個人差があると思いますが。
評価は決っして低くない作品。最後まで読んでいけばハマる人がいるかも。
リンク↓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885366173
落書きスペース
「今日の俳句」←いろいろ変わります。
「好き嫌い・読まず喰わずは・損のうち」――――――神月うな
解説
本も食べ物も、好き嫌いをしていると、損だよ。
という割と普通の句。
自主企画「転生・転移しないで下さい!」作品集 麻上篤人 @031-2
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