第6話
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今日は体育祭に向けブロック集会がある。
彼は幽霊部員のような団だから前に立つことはなかった。でもその姿に少し安堵する自分がいる。なぜって?そんなの決まってる。彼が団をすると彼のことを好きになる子が増えてしまうからだ。これから体育祭練習で彼が前に立つ度に私はハラハラするのだろうか。
私の方を振り向いてくれる日はやってくる?
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