第2話あの紅い空は君のように美しい

私はレイプされた男と夜明けに流れ行く紅い空を眺めながらデートしている。


「君は綺麗だ。あの空のように。」


男は満足げに頷き、私を屋台に誘う。肉を買ってくれ、私に食べさせてくれる。


私達はシャワーを浴び、さっさと寝てしまう。


『行かないで。そばにいてよ。』眠りながら、誰ともなく、独りごちる。

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