さそり座・オリオン座神話2

まあそんな彼のとある1日の終わりです。


うまいことめちゃくちゃでかい猪を狩ることに成功したオリオンは、鼻高々にこう言います。


「この世の獲物はオレのもんだ!ガーッはっはっはっはっ!!!」


この発言が、大地の神ガイアの耳に入るのです。


彼女は大地、つまり地球そのもの。生きとし生けるものは、全て自分のもの的意識があります。


ガイアは激怒し、所有物であるさそりを呼び出します。


「ね、オリオン殺してよ!星座にしてあげるから!」


「まじすか!あざす!」


こうして、さそりはオリオンの寝床に侵入。首筋にチクリして、オリオンを天国に送りました。


オリオンは仮の腕を惜しまれ、さそりは約束どおり、星座になりましたとさ。


おしまい


つづいては、リンゴの硫黄鉱山の話です!

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る