第72話

「研究所…?」

 エレベーターの中をキョロキョロと見回した。

「フフ…、そう…。」

 藤峰子はタッチパネルに手を添えると意味深に微笑んだ。

 どうやら生体認証をしているようだ。

 

 そのまま、ボクは壁に押しこまれた。

 豊満で柔らかな藤峰子の胸がボクの胸に押し付けられ、グニュゥッと形を変えていた。

 一気にボクの胸は高鳴っていった。


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