第58話

「はぁ…!?」

 振り向くと美女が一人、エレベーターに飛び乗ってきた。


 勢い余ってボクの胸に飛び込む形だ。

「おっと!!」

 ボクは、両腕で彼女を受け止めた。


「ありがとう……。」

 彼女はボクを見上げ微笑んだ。

 なんて、綺麗な女性ひとだ。

 ボクよりも心持ち背丈が小さいが、年上の大人の女性だ。


 その瞬間、目が眩むような甘く濃厚な香水の匂いがした。

 胸同士が密着していた。


「あら、イケメンさん!」

「ど、どォ~も…!!」

 彼女の柔らかなオッパイの感触を味わっていた。







  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る