第41話

「ハッハ…、何、それェ!

 正義の味方!?」

 意識してるのか、ボクの二の腕に柔らかく豊かな胸の膨らみを押し付けてきた。


「ええ…、まぁ、昔、好きだった変身ヒーローですよ!!」

 笑顔で応じた。

「何とかレンジャーとか?」


「フフ…、そんな感じです!」

 ボクは小さく頷いた。



 夏休みなので深夜だと言うのに、学生らしき少年、少女らの姿が見受けられた。


 中でも少女らがボクの顔を見てうっとりとしている姿が印象的だった。



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