第28話

「あのですねぇ…。そう、開き直られても……。」


貴方あなたは特に、ね!」


「ボクは、特に…?」

 引っ掛かるモノの言い方だ。


「そう! さっき言ったわよね。美しい顔の定理を!!」

「あァ~、目鼻口がバランスよく配置されているンだろ!」


「そう、もちろん、輪郭も整えてねぇ~! そのために、顔の骨格自体を正常にしなければならないの!!」

「な、骨格自体を正常に……?」

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る