人魔共同戦線 ~敵はチート系異世界転生者~

いんびじ

プロローグ

第1話 平和な世界


 いつ、何が原因で起きたのか。


 もはや誰にも分からないほど、人間と魔族の戦争は長く続いていた。


 しかし、偶然同じ時に人間と魔族に新しい王が襲位した。


 人間の王と魔族の王はすぐさま休戦し、何度も何度も会談を重ねた。


 その結果、どちらかが滅ぶまで続くと誰もが思っていた戦争が、終わりを告げた。


 今から少し前の出来事である。



     *



「おーいルノの兄ちゃん! 今日も元気そうだな!」


 中央街アレスタ。

 王城に最も近いこの街で、今日も治安維持の仕事のため見回りをしていると、背後から陽気な声で話しかけられる。

 振り返ると、声から予想していた人物が腕を振って近づいて来た。

 ――いいや、人ではないか。


「やあスケさん。まあまあ良いですよ、まあまあ」


「そうかい、まあまあか! そりゃぁ良い!」


「そちらはどうですか。お仕事、上手くいっていますか?」


「たりめぇよ! 毎日毎日大盛況で、いやもう困っちゃうよぉ!!」


 スケさんはそう言うと、喉をカラカラと鳴らしながら豪快に笑う。

 何故カラカラ鳴るのか?

 理由は簡単、その喉が骨で出来ているから。

 革製の服からチラリと見える手足にも、肉はついていない。

 ――魔族名、『生きていた骸骨スケルトン』。

 本来人間に必要な肉体を持たず、魔力と骨だけで動く人型の魔物……魔族の一種。スケさんは人間ではなく、魔界で生まれた魔族の一体だ。

 名前はスケ・ハート。それでスケさん。

 ここアレスタで自家栽培の野菜を売っている立派な農家さん、こっちに来る前は魔界でも野菜を育てていたらしい。


「今日も俺特製のジャンボ野菜は開店まもなくぜーんぶ売り切れ! いやーまいっちゃうねえ!」


 鼻をフンスと鳴らし、自慢げに腕を組むスケさん。

 何故骨だけなのに鼻息が出るのか不思議だが、それよりも前から気になっていたことがある。

 そう、ジャンボ野菜とスケさんが言っていたが、スケさんの野菜はとても大きい。

 ……本当に異常な大きさなのだ!

 かくいう俺もたまにスケさんから野菜を買うことがあるが、初めて見たときは度肝を抜かれた。

 例えば、本来は拳サイズの野菜が人間の頭サイズだったり、腕くらいの太さのものが足並だったりと、もうめちゃくちゃだ。

 しかも美味しい。一度食べてしまうと、他の野菜ではもう満足できなくなるのではないかというくらい美味しい。あと安い。

 ……不思議だ、あの大きさと美味しさはどうやって生まれたのだろうか。気になって仕方が無い。


「ところでスケさん。前から思っていたのですが、何であんなに野菜が大きいのですか? 魔界の野菜はあの大きさが普通だとか?」


「おいおい! 経営に関わる重要な秘密事項だぜぃ、それは! ……ただ、確かにデカすぎて安全面は大丈夫なのか? と思う気持ちは分かる」


 俺の問いにスケさんは珍しく真面目な顔をして答える。

 この前『スケさんの野菜を食べたら病気がすぐに治った!』とか、『回復魔法なしでも怪我の治りが早い!』とか噂で聞いたんですけどね。

 他にも、『頭がとても良くなった!』『足が倍速くなった!』『運が急に良くなった!』……本当なら凄すぎないか?


「――ふむ。ルノの兄ちゃんには世話になってるからな、特別に教えようじゃあないか! ……俺の野菜ちゃんにはな、ある秘密の粉を使っているのさ!」


「秘密の粉、ですか!?」


「ああ! そうだ!」


 おお! 聞いた自分が言うのもなんだが、まさか教えてもらえるとは!

 決して、農家に今すぐ転職して俺も同じ製法でジャンボ野菜を大量に作って大もうけしよう! ……などと企まないことを決意し、好奇心に従って先を促す。


「……秘密の粉、その正体は!?」


 ――ふっ。

 スケさんはそう笑うと、


「その正体は! ……教えられないなあ!! 秘密だから!!」


「ええええええええ!!?」


 そんな子ども騙しみたいなことを言うのだった。


「え、ちょっと、えええ!? ここまできて内緒ですか!? すごく気になる!!」


「がーっはっはっは! 俺は何も秘密の粉が何なのか言うとまでは言ってない! 気になるなら自分で正体を見つけ出してみろってんだあ!!」


 続くスケさんの笑い声に呼応して俺は悔しさがこみ上げてくる。

 くっ、元から教える気なかったな! 普通に断れば素直に諦めたものを!

 ――よし、落ち着こう。情報は出ているんだ。

 俺は一旦気持ちを落ち着かせ、集中して考える。

 ……秘密の粉、秘密の粉かあ。

 秘密の粉ねぇ。


 ――あ。


 その時俺の頭の中にある物が思い浮かぶ。


「あの、スケさん。秘密の粉の正体ですが」


「んん? どうした何か思いついたかあ?」


「それってもしや、ご自身の骨粉――」

「……」


 ……。

 さっきまでの上機嫌はどこかにいったのやら。スケさんは急に押し黙ってしまう。


「――は、ないですよね流石に! だってもし本当にそうだったら、いつかスケさん削り切れちゃいますもんね! はははすみません!」

「……」


 ……。


「で、実際の所どうなんで――」

「おっといけねえ、長居しすぎた。俺はそろそろ店に戻る。じゃあなっ」


 スケさんはそう言い残すと、すぐさま走って帰っていった。


「あ!? ちょっと!? おーい!!」


 追いかけようとするも、その姿はもう見えなくなっていた……。本当に骨だけで出来ているのか怪しくなる快走だ。

 まあ、またいつかこうして会うことがあるだろう。次こそは、次こそは必ずその正体を暴いてやる!

 俺は固く握り締めた右の拳を高く掲げ、強くそう決意したのだった――!

 ……。

 恥ずかしくなってきたので右手を下ろす。気づけば周りの視線が痛い。


「ふう、それにしても」


 辺りを見回すと、大勢いる人の中にちらほらと魔族が見られる。

 この街は前から人で賑わっていたが、今では魔族も少しだが増えてきて更に和気藹々としている。

 その光景は、かつての戦争からはとても想像がつかないものだった。

 ……うん。

 この街は、世界は、今日も平和だ。


「あら、ルノールド様。今日も見回りですか?」


 感慨に耽っていると、今度は中年の女性が話しかけてくる。見ると家周りを掃除中のご様子。

 街の見回り人、ルノールドは今日も大人気だ!


「ええ、ご婦人。この街の安全を守るのが私の仕事ですから。私はもう魔族と戦う騎士ではなく、ただの見回り人です。様付けではなく、普通にさん付けで構いませんよ」


 いくら俺が元は騎士だったとはいえ、さすがにルノールド様はくすぐったい。

 出来ればルノールドさんや、皆と同じように愛称のルノで呼んでもらおうとした俺の返事に、相手ははっとした表情になる。


「ああ、そうですか。すみません私ったら……。今日は人間と魔族の平和条約を結んだ日。ルノールドさんはこの後の式典に元騎士として出席されるので、つい。」


 む、むむ?

 ……――元騎士として出席?

 その言葉を聞いた途端、何故か体中から冷や汗がドバッと出てくる。

 何だ、何なのだ? 何が一体俺をそう焦らせる?

 いや待て。しき…てん……? しきてん……式典!?

 ――式典!!!!!


「ああああああ!? そうだったぁぁああああ!!?」


 俺の叫び声に近い大きな声が辺りに響く。


「あら、まさか今日という日をお忘れに? うっかりしてらっしゃいますのねぇ」


「いやいや!? まさか忘れてなどいません! いませんよ? はっはっはー!」


 ふふっと笑う彼女に対し必死に否定するも、心の中ではこう叫ぶ。

 ――見事に忘れていたッ!!

 いや、今日が何の日かは勿論忘れるわけがない。

 ただ、ここ一年ちょっとの見回り勤務ですっかり騎士だった自覚を忘れていただけだ!

 

「ところで私は急用を思い出したためここで失礼させていただきますではまたー!」


「はい、お気をつけてー」


 急いで会話を切り、手を振る彼女と別れ式典の会場に向かって走り出す。


「うおおおおおお!!」


 何故俺がこんなに焦っているのかというと。

 式典には魔族側と共に、かつての騎士が出ることになっている。大勢の人間と魔族が集まるので、安全面を考慮してのことだ。

 ただ元騎士全員が出るわけにもいかないので、騎士団長が直々に数人指名している。つまり選ばれし者というわけだ! カッコいいな!

 ……はい。

 俺もその一人なのだが、その人たちは会場の安全確認等のため早めに到着していなければならない。

 でも大遅刻しそう、というわけだ。

 幸い目立たない格好で、とのことなので正装を取りに戻らなくて良いが……現在地と会場が遠すぎる。

 大事な式典に大遅刻となっては、団長に何て言われるか……ひいい! 考えるだけでも恐ろしい。

 ――それに何より。

 何より、“あいつ”に馬鹿にされるのだけは嫌だッ!

 脳内に容易に思い描けたその顔は、遅刻しそうな俺のことをニタニタと笑い始める。この野郎……!

 そしてその顔は口を開き――。


「おいおい! まさか騎士様が遅刻とは! 情けないなあルノ!!」


 そうはっきりと言うのだった。

 驚いた、まさか幻聴まで聞こえてくるとは。自分でも想像力の豊かさにうんざりだ。

 そうそう。こんな声と台詞できっと俺のことを……え?

 我に返り声のするほうを見ると、その男はいた。


「ピ、ピローネ!? 何故ここに!?」


 鋭い目つきに高い鼻。顔は腹立つがなかなかの美形で、うんざりするほど見たいつもの濃い紫の鎧を身につけていた。

 ――ピローネ・ガガ・フィルモンド。

 種族は『悪魔デーモン』で、魔族のみが扱える魔術を得意とし、身体能力も高く魔族の中では上位の存在。

 手足を組み、まるで空気にゆったりと座っているかのような体勢で、ピローネは全速力で走る俺の隣に後ろ向きでぴったりとついていた。

 お得意の魔術による滞空だ。俺と違って汗一つかいていないのが大変腹ただしい。

 そんな俺を見て、ピローネはうるさく吠え出す。


「今日は魔族と人族の平和記念日。それなのに出席予定者の貴様がまだこの街にいるとは。まさか騎士様が遅刻か?? ははははは!!」


「うるさい! まだ遅刻すると決まったわけではないだろうピローネ!」


 くそ! こうなるのが目に見えたからこいつには知られたくなかったんだ!

 ピローネと俺は会う度いつもいがみあっている。

 戦争時、ピローネは魔族の戦闘部隊に所属しており、騎士の俺は何度も何度もこいつと戦っては引き分けを繰り返していた。そのせいか今もお互いに強く意識しているのだ。

 いや俺はね? あいつのことなんてどうでもよかったけど? あいつは毎回本気だったみたいだが、俺は体調やら何やらで残念だけど半分の力しか出せなかったというか? ね?

 ……しかし、そんな俺たちがこうして一緒に肩を並べているとは、人生何が起きるか分かったものじゃあないなあ。

 ――ん? 待てよ?

 昔を懐かしんでいると、ふと頭の中に疑問が湧いた。


「そういうピローネは何で俺と一緒に会場に向かっているんだ? まさか俺のこと探しにきてくれたとか?」


 ピローネの言うとおり遅刻しそうな俺の近くに、ピローネがいるのはおかしな話だ。


「いいや違う、そんなわけがないだろう」


 ばっさり否定するピローネ。

 冗談で聞いたのは俺だが、少しは期待していただけに悲しい気持ちになる。


「じゃあ一体どうして……」


「ふん、そんなの決まっている」


 ピローネは少し間を置くと。



「――私も遅れているからだッ!!」



 堂々と言ったまさかの返答に、俺は思わずこけそうになる。


「おおい!? 何だよそれ人のこと言えないじゃないか!?」


「前回の式典は魔界で挙行していたからな。つい今回は人間界でやることを忘れていただけだ」


 結局遅刻しそうなことに変わりはないだろ!

 そう言い返そうとしたその時、ピローネは少しずつ空に向かって上昇していく。

 こいつ、俺を置いて行く気か……!?


「まあ遅刻しなければ問題ない! さらばだルノ! 貴様だけ無様に遅刻して恥をかくがいい!! ははははは!!」


 ピローネは俺を見下ろしながらそう言った。

 ……全く、君がそうするなら話は早いな。


「そうはさせるかああああ!!」


 俺は走る勢いそのまま力一杯跳び、ピローネの腹に両手でしがみつく。

 足も絡ませておこう。これで完璧だ。


「うおお!? おいルノ! 往生際が悪いぞ!! 離さないかこの……!」


「ははははは!! このまま会場まで連れていってもらおうかぁ……!!」


「ぬぅ……き、貴様ァ!」


 綺麗に事が運び、ついピローネみたいに笑ってしまう。

 そう、空を飛べるこいつに連れていってもらえば良い話なのだ。

 ピローネは何とか俺を引き剥がそうとするも、俺は力を更に強め対抗する。

 そのままふらふらと不安定に飛行しながら、俺たちは会場へと向かっていった。



     *



『――であるからして、人間と魔族の平和記念式典を再び迎えることが――』


 式典挙行から少し経った後。

 大勢の人と魔族がいる中、王と魔王が登壇し、今は王が話している。

 正確に言うと、お二人はここにはいない。

 『魔力人形』という、対象の魔力を注ぐとその姿そっくりに変形し、遠距離で声を伝え操作することもできるという、超がつく貴重な道具を介している。

 これまでの対談もそうで、未だ直接会合したことはない。王と魔王は共に構わないと主張するも、両種族とも周りがまだ早いと反対。

 ……戦争が終わって数年。

 長すぎた戦争の弊害か。直接王同士が会うのは、まだまだ先の話のようだ。

 しかし、今回に限っては悪い話ばかりではない。王の身の安全に注意しなくて済むからだ。

 俺は現在、会場の隅でひっそりと待機している。

 あの後は結局ピローネが着地に失敗。それはそれは見事に俺たちは式典準備中の所へ猛スピードで突っ込んだ。

 準備開始前にいなかった挙句、会場を幸いほんの一部だったが壊したので、俺は団長から有り難い一発をもらった。

 ピローネは俺が重くて飛行が上手く出来なかったせいだ、と奴の隊長に言い訳していたので、隊長さんにピローネが会場をそもそも勘違いしていたことをこっそり伝えておいた。これで奴も一撃もらうことはほぼ確定しただろう。

 ――さて、仕事の失敗は仕事で取り返さなければ。

 平和を祝う式典の会場で、人間と魔族間で何か起きたら大変だ。

 王の話に耳を傾けながら、俺は周りの様子を観察する。

 式典は王と魔王の間を隔てて人間界側、魔界側と分かれており、皆真剣に話を聞いている。……特に目立った点は無い。


「ふむ」


 ピローネら魔族たちや他の騎士たちも、これといって何か異常を察知した様子はない。

 うん、今のところは大丈夫そうだ。


「……それにしても」


 俺は視線を王と魔王へ移す。

 細い眉に優しい目、白い髭を蓄え、機嫌がよろしいのか終止笑顔で話している。美麗な装飾が施された魔法の衣は、この世界に一つしかない人間界の王たる証。

 我らが王は、高齢とは思えない凛々しい立ち姿を見せている。

 片やその隣にいる魔王は、短く太い眉、目尻がつり上がった目。頭から角が生えており、身につけている物にはこちらもまた見事な装飾が施されている。

 そして何より、童顔で身長が人間の子どもと同じくらいしかない。


 ……同じ年にはとても見えないな。


 大体の魔族は人間と寿命の長さは余り変わらない、あえて言うなら少し長生きなくらい。ここまで見た目に差があるのは見たことが無い。

 魔王の見た目が異常に若いのだ。

 初めてその姿を見たときは、本物の魔王は別にいて、ただの違う魔族ではないという考えもあった。

 しかし、今も魔力人形ごしに伝わってくる魔王の雰囲気がそれを否定する。

 ……昔より大分抑えられてはいるが、決して手を出してはならないという威圧感。

 人間界の王は“血”で決まるが、魔界の王は“強さ”で決まる。

 ――魔界最強は伊達ではない、ということか。

 考え込んでいると、王が一歩前に出る。

 これは……式典もそろそろ締めということですか。

 王は聴衆を見回すと、一言一言大切に語りかけ始める。


『人間と魔族は、姿形は違うが心は良く似ている。戦争を嫌い、平和を愛する』


『私たちは互いに勘違いをしていた。人間も魔族も皆、家族を思い、仲間を思い、隣人を思う』


『何故そんな私たちが争ってきたのか、理由はたった一つ……』


 王は話すのを止め、魔王の方をチラリと見る。

 合図だろうか、魔王は頷くと王より一歩前に出る。



『――歴史に振り回されてきたからだ』



 今日初めて口を開いた魔王の言葉に、会場の雰囲気がよりいっそう引き締まる。


『歴史は戦いによる恨み、憎しみを重ね、それを後の世代に押し付けてきた。今では何故争いが起きたのかですら、誰も知らない』


『俺たちが変わらなければならない。変えていかなければならない!』


 魔王もまた一つ一つ、丁寧に言葉を伝える。


『俺たちがこの怨嗟を断ち切り、争いの無い新しい歴史へと作り変えていく』


『それは簡単なことではない。いくつもの壁がこの先立ち塞がるだろう。今も魔力人形を使っての会合だ。……だが、俺は決して諦めない。必ずや成し遂げてみせる!』


 魔王は一呼吸置くと。


『――他ならない、平和な未来のために!!!!』


 そう、高らかに宣言した。

 それに応えるように、会場のいたるところから人間魔族問わず歓声が挙がる。

 王を称える声。魔王を称える声。その両方を称える声。

 会場の雰囲気に包まれながら、俺はふと考えてしまう。

 ……俺たちが変えていかなければならない、か。


『人間と魔族に平和を』

『魔族と人間に平和を』


 王と魔王が握手を交わし、それを見た皆が更に歓声を挙げる。

 ……ああ。

 今はまだ道具を通してだけど。

 この時、俺の目には確かに見えたのだ。

 ――……これからも続く、人間と魔族の平和な未来が。







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