7:次回作のお話
しぃる: で、次回作なんですけどマジで純文系やるんですか……?
すぽん: 純文は一切皆苦なので手を出さないつもりですが、とりあえずラノベよりも幅広くいろんなことが出来そうな一般文芸には行きたいなってちょっと思ってます
しぃる: あっ、一般系でしたっけ。勘違い
すぽん: 一般系で知名度をあげて、ラノベでもぶいぶい言わせられれば目標としては完璧ですね
しぃる: あっ、良い~!
すぽん: ちゃんと青木くんの続きを書きたいんですよ、だから知名度をあげて2巻だせるようになりたい
しぃる: ホラー書きてえなあ一般で
すぽん: 海野先生のホラー描写はまだ伸びしろあると思う
しぃる: ありがとう~!
しぃる: ホラーは極めたい
しぃる: ホラーを極めて、なおかつバシッとエンタメする少年漫画的なラノベというか
しぃる: ぬーべーとか地獄堂霊界通信とかやりたい
すぽん: ぬーべーちゃんと怖かったしなあ
すぽん: ホラーはわりと文章力大事だと思う
しぃる: 文章力あるほど怖いって伝わりますからね
すぽん: 最近読んだんですけど谷崎純一郎の短編で「少年」っていうやつがあるんですよ
しぃる: ふむ
すぽん: お化けも出ないし、子供ばっかり出るんですけど、めちゃくちゃぞっとして、文章ってすげえなって思った。
しぃる: 良いねえ~!
しぃる: ギリギリまで怪物が出ないのが良いホラー!
すぽん: あと純分系だと綿矢りさの「憤死」って短編集、あれめちゃ怖い。人しか出てこないのに
しぃる: あーっ
しぃる: 綿矢りささんさ
しぃる: 勝手にふるえてろが愚かな主人公がズンドコ追い詰められるホラーの文法なので
しぃる: ホラー上手いにちがいないとおもってました
すぽん: あの人のかくしょうせつぜんぶこわいもん
しぃる: ところで一般寄りはどんな話書く感じで?
すぽん: 一般系は森見登美彦先生みたいなダメ大学生やりたいですね
しぃる: 大人主人公、高校生主人公、ときたから大学生主人公はみたいですね
すぽん: 森見登美彦先生が強すぎるのでそこをどううさぎやすぽんでやってくかってところが難しいですけどね
しぃる: やっぱラノベ寄りにしてくのが強いんじゃないですかそれー!
すぽん: ラノベを読んだのは本当に勉強になったなって思う、創作ってもの全般に考えると
しぃる: でも一般の世界からラノベの世界に来て大きくなったんだから一般の世界に向かうのも良いのかもしれない
鮭みたいに……
すぽん: 鮭
すぽん: すーぐ北を出す
しぃる: 精霊が囁いている
しぃる: 俺たちは精霊のささやきで小説を書いている
すぽん: かっこよく見えてきたじゃん、やめろよ
しぃる: ガイアが俺に囁いている
すぽん: ドヤ顔なんでしょ、どうせ
しぃる: 真面目な話をするとニトロプラスっぽい作品書きたいです
すぽん: あーーーーーーーーーーー
すぽん: むずかしいよお
しぃる: クレイジーサイコ妹とか、サイバネ武芸者とか
しぃる: 魔を断つ剣とか、剣の理此処に在りとか
すぽん: でも海野先生は材料さえあれば上手く調理できますよね
すぽん: 「期待を裏切らない」は絶対できる
しぃる: ぶっちゃけ上手く調理する能力を伸ばす以外、俺の戦う方法無かったですからね
すぽん: このメッセージは削除されました
しぃる: すごいこととか、とんでもないことはできるやつがやれば良いんですよ
しぃる: 期待を裏切らないことだけは誠実に続けようって
しぃる: 読んでくださる方の心に真摯でいたいですよね
すぽん: うん、そういう姿勢はめちゃ良い
しぃる: ありがとう……!
すぽん: 「自分はこれができない」ってわかってるのって判断早くなるし間違わないしめちゃくちゃ大事だと思う
しぃる: 新人賞で徹底的に嫌な思いし続けたからね。それが良くも悪くも肥やしになった
すぽん: ぼくも「真っ当なエンタメは書けない」ってまずわかってから、それでどうすればいいかっていうのを考えられるようになったし、そういう挫折っていうか、コンプレックスみたいなのって本当に武器になると思う
しぃる: 涙の数だけ強くなれるよってそういうことなんだな
すぽん: ただ泣くだけじゃだめですけどね、アスファルト突き破るためにどうすりゃいいのかってちゃんと考えなきゃいけない
しぃる: 「何勘違いしてやがる。泣けばアスファルトが突き破れると思ってんのか」みたいなすごい強さを感じる
すぽん: まあ、そこで泣いてばかりいてどうしようもないのが、ぼくですしぼくみたいな奴らです
すぽん: 偉そうなこと言ってるけど何一つとして実現してないからね
すぽん: 特に人生面
しぃる: 夢見ていこう。夢を見る業を持ってるんだから
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