第二十一羽 恋文のコルト

 第二十一羽 恋文のコルト


「この世は沈鬱なの。人々は浮き沈みを繰り返している。そして、己を見失ってしまうの」

「だから、自分を守ろうと必死になってマニアックな趣味を自分自身が持つ唯一なものにしてしまうんだよね。でも、マニアック過ぎて周りから認められない」

「そんな人々の願望が、マニアックな知識で主役になれるような世界を夢想するのよ」

「テメェら、出だしから何やってんだ?」

「いえ、折角の三人称だから、つい社会派を演出してみたかったの」

「お前までそんなんかよ」


 コルトは溜息を吐く。

 そして、再び目の前の二人をまじまじと見た。


「まあ、面白い組み合わせじゃねえか」


 フキとコトを見てコルトは笑う。


「パイソン。今日はどうしたの?」

「だから、パイソンって言うなっつってんだろ」


 魔法でぶっ飛ばしてやろうかとコルトは少し考えた。


「ただはっきりと俺はお前の仲間にはならないって言いに来ただけだ。いや、絶対になりえないと言うべきか」

「でも、信じてるからね」


 あまり熱意のこもっていないフキの言い方にコルトはひっかかる。


「なんだ?諦めちまったのか?」

「諦めないよ。でも、押しつけがましいのもあれだから」


 コイツも少しは昨日のことを気にしてるんだなとだけコルトは思う。


「ま、今の俺にはそれよりも気になることがあるからな」


 **********


 コルトは教室の外に出る。

 そして、逃げ隠れた人影に対して不敵に笑う。


「テメェはナニモンなんだ?俺を監視しているのか、それともあいつらに用があるのか」


 だが、人影は何も言わなかった。

 姿を隠しているつもりなのだろう。

 だが、コルトにとっては頭隠して尻隠さずもいいところだった。

 フキたちは気がついていないが、コルトは今朝からずっとフキたちを監視する視線があることに気がついていた。


(……魔女を監視するにしてはド素人を送り込みやがる。となると、やはりあの魔法少女たちを監視している……だが、何故だ。妖精に守られている魔法少女が魔女以外に狙われる訳がない……妖精の回し者か?いや、それならあいつらより俺を監視するはずだし……)


 コルトは頭を掻きむしる。


(こんなの、俺らしくなくていけねえ。俺は何を犠牲にしてでも望みを叶えるんだろう?なら、俺らしくいこうじゃねえか)


「おい、テメェ、ナニモンだ?ゴラ」


 コルトは無理矢理隠れている人影を引きずり出す。


「ひっ、ひぃい。す、す、す、すい、すい、すいませ……ん」


 負け犬オーラが漂ってんな、とコルトは諦めに似た溜息を吐く。


(こんなモヤシがどっかの回し者なわけねえか)


「あれか?お前は最近のよくキレる若者ってやつか?……ちょっと古いな。突然キレる若者?いや、同じか」

「あ、あ、あの……」

「なんだ?」

「ひぃい」


 目の前の男子はコルトに怯えていた。


「なんだ?用があるならハッキリ言えよ」


 なよなよして気持ちが悪い。


「ぼ、ぼく、ぼくは……虻川と言います」

「古い名前だな」

「?」


 今の子どもははねるのトびらも知らないのだということにコルトは気付く。


「っつーか、なんで俺に自己紹介してんだよ。あれか?テメェに語る名前はねえとかいって切っちまっていいのか?俺の流儀に反するのか?んだ?ボケっとした顔して。BLEACHだよ。知らねえのかクソガキ」

「あの、その、コルト、さん……」

「ああん?」


 コルトがガンを飛ばした瞬間、虻川は数センチ飛び上がる。

 その拍子に虻川のポケットから何かが滑り落ちる。

 コルトは何気なく拾う。


「そ、そ、それ、それは、かえ、して、ください」

「ははぁ」


 コルトは手の中のものを返すまいとする。

 からかいがいのあるやつだと、おもちゃを見つけた子どものような顔をする。


「なんだぁ?これは……」


 コルトは手の中のものを見て、仰天する。


「なあ、虻川っつったか?ちーと時代遅れの俺が言うのもなんだけどよ。おめぇ、古いぜそれは……」

「う、う、うるさいよ。返してよ」


 コルトは仕方なく虻川に持っていたものを返した。

 それは可愛いデザインの便せんだった。


「らぶれたぁ、ってやつだろ?それ。うしおが言ってたぜ。好きな人に想いを伝えるものだってな」

「うしお?」

「最近のガキは鬼太郎しか知らねえのか?墓場じゃなくゲゲゲの世代だろ?」

「言ってることが分からない……」

「分かってもらおうとして言ってるんじゃねえから安心しろ」


 しかし、恋文か、とコルトはニヤリと笑う。


(でも、こんな頼りにならないやつが恋文を渡すなんて、最近の奴はませてるな)


「テメェ、誰に渡すんだ?あの冴えないビッチか?それとも地味な文学少女か?」

「えっと、えっと……」

「はっきりしろや!」


 コルトはバチンと虻川の肩を叩く。


「み、みんな、です」

「はぁ!?」

「ひぃ」


 予想外の回答にコルトは大声を上げる。


「て、テメェ、なんて奴だ……」


 見かけによらず大胆な、いや、見かけによらないからこうも大胆なのか、とコルトはパンクしかけの頭で考える。

 でも、答えなど出るはずもない。


「だがよ、しげちー。俺たちは友達だろ?友だちの助言は聞いておいたほうがいいぜ」

「はい!」


 虻川は張り切って答える。


 また、余計なお節介を焼いてしまったかと考えつつも面白いことになってきた、とコルトは頬を緩ませる。


「まずは最低難易度から攻略していくんだぜ~、ハーレムへの一歩はよ~。だから、あのピンク髪をまずは攻略だ」

「あ、あの、その……」

「大丈夫だ。俺の言う通りにすれば攻略できるぜ」


 コルトはパンパンと肩を叩く。


「はい!」


 虻川は嬉しそうに答えていた。


 **********


「こーいう時はな、知り合いが好みをリサーチしてくるもんなんだよ」

「どうしたの?コルト。また何か企んでるの?」

「お前な。人を疑うのもいい加減にしろよ」

「パイソン。何か企んでるよね」

「パイソンっつーなつってんだろ!」


 コルトは激しく息をする。


「ただ、俺はお前のことを知りたいと思っただけだよ」

「ほんと!?」


 フキは嬉しそうにコルトの手を握る。

 コトは胡散臭いとは思いつつも微笑んで二人を見守ることに決める。


「てめっ、止めろって。もういいから、お前の話を聞かせてくれよ」

「百合の花が見えるわ」

「お前も何言ってるんだよ……」

「アイ!バッチリミナー!」

「根拠もなく唐突にネタを挟むな!」


 コルトは汗を拭う。


「なんで冬なのに汗をかかなくちゃいけねえんだ」

「で、コルトは私の何を知りたいの?」

「まずは体を洗う時どこから洗い始めるか、だな」

「そんなこと言わないもん!」

「いいじゃねえかよ、教えてくれたってよ」


 にひにひ、とコルトはいやらしい笑みをこぼす。


「おじさん二号だよ……」

「一号は……あ、すまねえ」

「アンタ、すっごくイラッと来たんだけど」


 ソラはいつの間にかフキたちのもとに現れていた。


「アンタにだけは言われたくないんだけど」

「それは俺も同じだ」

「それで、今度は何を企んでるわけ?」

「なんも企んでねえよ。それより、お前の好みのタイプを教えろ」

「タイプフォーミュラ?」

「だから、細かすぎるネタは読者がついてこれねえんだっつの!」

「でも、コルト。どうしてそんなことを聞くの?」

「俺に誤魔化しは効かねえぜ。早く好みのタイプを言えよ」

「そうね、フキ。わたしも聞きたいかな」

「真の――ぶぎゅ」


 現れかけていたコロネはソラによって抹殺された。


「全く、コロネちゃん以上のシリアス要員はいないというのにな!」

「アンタが出てくると一気に内容も結末もカオスになるのよ」


 フキは顔を赤くし俯きがちに答える。


「優しくて、しっかりとしてて、無口で、何を考えているのか分からなくて、一途で、顔が怖くて……」

「リア充爆発しろ」

「まだリア充じゃありません!」


 コルトは溜息を吐く。


「こりゃどうしようもないな」

「どうしたんですか?」

「べつにこっちの話だ」


 そう言ってコルトは教室から出て行った。


 **********


「ということでこれを被ればお前の願いは叶う」

「はい!」


 虻川は喜んでコルトの差し出したマスクを被る。


 モアイ像のマスクだった。


「モヤイにしておいた方がいいのか?」

「むぐ。むぐぐぐぐ」

「何言ってんだ?はっきりしろや!」


 コルトはモヤイ虻川を叩く。

 すると、虻川の頭からマスクがこぼれ落ちる。


「でもよ、今さら思えばお前もバカだよな。全員に告白するのなら、全員分の恋文を準備しねえとダメだろうに」

「それは……」


 虻川はコルトを見つめる。


「僕が好きなのはあなただけです。コルトさん」


 コルトは鳥肌を立てる。


「こういう展開、気持ち悪いだけだぜ。例え超絶なイケメンでも吐き気を催すわ。あれか?実は女の子でしたパターンか?え?前にやった?」

「どうか受け取ってください!」

「どうしてこうなるんだよ」


 虻川の差し出した便せんを前にコルトは戸惑っていた。


「受け取ればいいじゃないですか。それで、お友達から始めれば」

「なにを玄人みたいな回答してるんだよ」


 コルトは振り返る。


 振り返れば奴がいる。


「やーやーやーやーやーやーやー」

「大勢で歌ってるんじゃねえ!」


 コルトの背後には魔法少女御一行が立っていた。


「テメェら、いつから聞いてやがった!」

「テメェはナニモンだ?から」

「初めっからじゃねえか!」


 知っててボケてやがったのか、とコルトは骨折り損のくたびれ儲けのような気分を味わう。


「で、どうすんのよ。付き合うの?お姉さん、まだそういう不純異性交遊はよくないと思うわ~」

「突如としてお姉さんキャラを定着させようと躍起になり始めたぞ!」

「コロネ。アンタは黙ってないさい」


 ソラとコロネはつかみ合いをする。


「で、コルト。どうするの?」

「……」


 コルトは俯き黙りこくった後、呟いた。


「俺は魔女だぞ」

「え?」

「俺は魔女だ!」


 フキたちに風が吹きつける。

 フキたちが目を開けた時にはコルトは魔女になっていた。


「暴れ出せ!ハザードワーム!」


 コルトは廊下の窓からグラウンドへとガラス玉を投げる。


 途端、黒き巨大な幼虫が姿を現した。


 ***********


「またハザードワームです!」

「みんな行くわよ!」

「せめてそのセリフをミワに任せようとは思わない?まだ、ミワ一言もしゃべってないんだけど。そのうちなかったことにされそうなんだけど」

「いや、前回もシリアスにギャグを盛り込んだけど、でも、ちょっとはシリアスというか真剣に戦おうと思わない?もう、魔法少女界のスマイルって言われるわよ」

「ドキドキだけがプリキュア!」

「作者的にはレジーナが好きだったそうよ」

「行きますよ!みなさん!」


 フキの言葉に皆が変身しハザードワームに向かって行く。


「前回と同じように倒します」

「そうはいかねえぜ!」

「コルト!」


 コルトは魔砲を撃って魔法少女たちを散開させます。


「テメェら全員で倒さなくちゃいけねえということは、誰か一人が抜けてもハザードワームを倒せねえということだ。そんなレベルでは魔女一人倒せねえぜ!」


 コルトは杖を持ち殴りかかる。


「やめて!コルト!私はあなたと戦いたくない!」

「そんな戯言、現実に通用するかよ」


 フキはコルトの杖をバトンで受け止る。

 しかし、コルトの方が力が強く押され気味になる。


「みんな!ハザードワームが逃げていく」

「くっ。前回から学んだということね」


 ソラは舌打ちをする。


「まずはアンタから倒さないといけないのね。赤毛!」


 ミワはコルトに向かって魔砲を放つ。

 コルトはフキから離れ、魔砲から逃げる。


「でも、コルトの相手をしていたら、ハザードワームが……」

「ここは俺が引き受ける。お前たちはハザードワームを!」

「キワムさん!?」


 フキはコルトの前に出たキワムを守ろうと前に出ようとする。そこをミワに止められる。


「ミワちゃん!」

「フキ。お兄様は大丈夫だから、ミワたちはミワたちのできることをやらないと」

「でも――」

「ワームを倒せるのは魔法少女だけよ!」


 ミワはフキをしかりつける。


「おにいちゃんは強いから負けないわ。そんなに心配ならさっさとハザードワームを倒してしまいましょう?」

「分かった」


 フキはハザードワームを追いかけ飛び立つ前にちらと不安げにキワムを見た。


 **********


「デク人形が俺に何の用だ?まさか、お前ごときが俺と戦おうって言うんじゃねえよな」

「ここから先は通さない」

「はははははははは」


 コルトは腹を抱えて笑い出す。


「おもしれえじゃねえかデク人形。思いあがるのはほどほどにしておけよ――!」


 コルトは杖を掲げながら前方のキワムに向かって飛び出す。

 コルトがキワムに杖を振り下ろす瞬間、キワムはさらりと杖をよける。

 杖を避けた後上半身を素早く使い、左手の掌底をコルトの腹部に突き出す。


「ぐふっ」


 コルトは勢いよく後方に投げ出される。


「魔法じゃねえ……ということは純粋な体術か?」


 雪に埋もれながらコルトは呟く。


「おもしれえじゃねえか!デク人形!」


 コルトは杖を振るい、魔砲を繰り出す。

 キワムはぎりぎりまで魔砲をひきつけた後、ひらりと身をかわす。


「だが、それじゃ終わらねえ」


 コルトの放った魔砲はキワムの背後でくるりと方向を変え、キワムに襲いかかる。

 キワムは後ろを見ずに魔砲を躱す。

 魔砲はキワムの前方の地面に突き刺さった。


「変化系で魔砲を操る時には必ず発射前に変化系の魔法を付与しなければならない。ならばどう動くかなど、魔砲の揺らぎを観察すれば簡単に見定められる」

「ふははははははは。なるほどな。それが鷺宮なのか」

「お前たち以上の存在を相手にして考案されたのがウルトラ拳法第五番だ」

「だがな、デク人形。テメェ無しにあいつらが戦えるようにならねえとこれから先、厳しいぜ」

「どういうことだ」

「簡単に言ってしまえば面白くねえだろ?まあ、もとより言うつもりもなかったが」


 コルトは手を振り、姿を消した。


 **********


「コイツ……暴れて初めから近づける気がないみたいね……」

「どうすれば……」


 ハザードワームが自ら人気のない広い場所に出たので魔法少女は安心したものの、ハザードワームは嵐のように暴れて魔法少女たちを近づけなかった。


「コロネちゃんの魔砲もあれでは弾かれるかもしれない」

「ねえ、コロネ。もっと強い魔砲があればなんとかなるかな?」

「まあ、どうにかならないこともないだろうが、コロネちゃん以上の魔砲など誰も撃てないぞ、ソラ」

「みんなの魔砲を合わせればいいんじゃない?」

「バカなの?アンタも年増なら、魔砲同士が干渉して弾いてしまうことくらい知ってるでしょ?」

「それが、そうでもないんだなあ」


 ソラは笑顔でフキの肩を叩く。


「世界の命運は君にかかっている。なんてね」

「へ?」


 フキは何が起こったのか分からないという顔をしている。


「ほら、前にフキと魔砲を一緒に撃ったことがあったでしょう?あの時、二人の魔砲が合わさってより強力になったじゃない?もしかしたら、それができないかなって」

「コロネちゃん不在の黒歴史だな」

「確かにそんなことあったけど、どうなるかわからないわよ。最悪フキの体がバラバラに……ならいいか」

「ミワちゃん!とてもひどいことを言ってますよ」

「ま、ヒロインはコロネちゃんが代わりに務めてやるぞ!」

「短い付き合いだったな」

「恋敵が減って一石二鳥?」

「みんな、ひどいですよ」


 するとフキ以外が一斉に笑いだす。


「何がおかしいんですか」

「大丈夫だよ。きっとバラバラにならないから」

「でも、何の根拠もないですよ」

「アンタだから大丈夫だって言ってるのよ?」

「へ?」

「フキがいないかったらきっとワタシたちもここまでこれなかった。フキがワタシたちを信じてくれたからここまできたんだ」

「誰一人抜けてもダメだから、きっと誰も抜けずに成し遂げられるわよ」


 フキは心が温かくなるのを感じた。

 今ならきっといけると、そう感じたのだった。


「ただ、私がいなくなったときのことを考えていたことについて謝罪が一つもないことは後でじっくり追及しますよ」

「……」


 一同、口笛を吹いて誤魔化す。


「さあ、行きますよ!」


 一同はフキを持ち上げ、開いた片手にバトンを持つ。


「何故私を持ち上げてるんですか?」

「最近はめっきりなくなっちゃったけど、昔の戦隊ものって大きなバズーカ的な武器、あったじゃない?」

「はい」

「そういうこと」

「私はバズーカなんですか!?物扱いですか!?」

「うるさいわね。フキも早くバトンを構えなさい。コントロールはアンタに任せるんだから」

「でも、そんな大役を私が……」

「だから、それをやめなさいっていっつも言ってるでしょうに。あんたにしかできないことだから、ミワたちはフキに任せるの。ほら、覚悟決めなさい!」

「はい!」


 フキはバトンを構えハザードワームに狙いを定める。


 魔法少女たちはそれぞれフキに力を集中させる。

 フキは己の体の中に魔法少女のエネルギーが通い、バトンに集中していくのを感じていた。


「今だ!」


 フキが魔砲を放った瞬間、ハザードワームは極大の光に飲まれ、消失した。


 **********


「コルトさん……」


 夕暮れの校舎の中、虻川の前に一人の少女が現れた。

 夕陽によって体が染まり、虻川はコルトの髪が赤く染め上げられているように錯覚した。


「テメェ、大事なもの落としてたぞ」


 コルトは便せんを虻川に差し出す。


「これはコルトさんに差し上げたものです」


 もう虻川はどもりはしなかった。

 突然意中の女の子に声をかけられテンパりぱなしだった虻川だったが、決意をした虻川は男の顔になっていた。


「そうか」


 コルトは虻川の前で手紙を破る。


「……」

「テメェはもう俺のことを覚えちゃいねえ。俺を好きだったことさえも忘れた」

「それでも、覚えています。きっと、ずっと」


 コルトは一瞬口元に笑みを浮かべた後、姿を消した。


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