エピローグ3

優「……捕まったの…?……俺達……?」


カレン「………分かんない………、」



水嶋は辺りを睨みつけながら優の問いかけに対して冷たく返した。



カレン「怪我はない?優くん?」



その後水嶋はそっと優の方に視線を向け、心配するように優しい言葉を返した。



優「え、あぁ…大丈夫だと思うけど………訳が分かんなくて……、」



優は自分の置かれている状況が理解出来ずに、ただ呆然と辺りを見回すことしか出来なかった__、



ギィィィ__!


倉庫内に甲高く鈍い音が響き渡った、



カ·優「!?」



二人は同じ方向に視線を向けた。

倉庫の扉がゆっくりと開こうとしていたのだ。



優「だ、誰か……入ってくる……!?」


カレン「……………………………、」



寂れたドアがゆっくりと開いていく__。

二人は逃げることも考えず、ただそれを見つめ続けているだけであった___。









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