KAREN〜許されざる報復〜

HIROKI

プロローグ

プロローグ1

ここはどこだ__、


田城 優が目を覚ましたのは薄暗い倉庫内だった__、


時刻は恐らく夜の22時を回っていたのだろう。


辺りを見回してもここが何処なのか皆目見当もつかなかった。


ただ静かな静寂のみが辺りを包み込んでいた。



優(どこ…ここ……何、寝ぼけてんのか…俺……、)



目を覚ましたばかりの優は上手く頭が回らず、

これが夢なのか現実なのかもあやふやなままゆっくりと体を起こした__、



優(そうだ、携帯……あれ…携帯……ない……、)



起きたばかりで正常な思考判断が出来ずにいた優は

とりあえず携帯を探し始めようとした。



優(ない…じゃん…携帯………、)



携帯を探すのを諦めかけた優だったが、

次の瞬間、彼の頭を目覚めさせるような聞き覚えのある声が聴こえた___、

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る