第19話 人を好きになるということ


人を好きでいることは大変なことだ。

とてつもない熱量が常に行き交っているからだ。

それは時にパッションと呼ばれ

時に命の輝きと呼ばれる。

科学では解明できないほどの熱量がそこにある。

その熱量に時に人は身を焼かれ自身を忘れてしまうことがある。

人はそれを恐れ、その熱量をどこかで遠ざけてしまっている気がする。

「重い人は嫌い」「もっとフラットな関係がいい」

無自覚でありながらもどこか遠ざけている様に思う

しかし、人を好きになるということはそういうことなのだ。

どれだけ強い想いで好きでいられるか

その熱量が大事なのだ。

そこにはとてつもないエネルギーと情熱がある。

それが分からない内は人を愛することも、好きになることも出来ない。

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