第32話 とある魔法技師見習いの日常②






 "16:38"




 僕は手元にある時計を確認した。時刻は既に夕方を示していた。親方と話していたら意外と時間が経っていたようだ。




 ……レイナお腹空かせているかな?


 早く終わらせないと




 僕は本日の最後の作業として自分の机で日誌を書いていた。

 日誌には様々な数式の羅列や図が描かれている。これは先ほど行った魔法石の製錬に関するものだ。日誌を書くことは業務で義務付けられているわけではない。

 しかし、魔法の効果測定や行動記録を詳細に書き残しておき、比較検討の材料を残しておくことが後々に良いモノを作れる秘訣だという。親方がまだ駆け出しだった頃の僕に教えてくれたマメ知識だった。それ以来、大して内容がない日であっても僕は欠かさずこのように日誌を書いていた。今では逆に毎日書いてないと落ち着かなくなってしまっている。

 この日誌は今後僕が生きて行く上での商売道具でもあり、これまで歩んできた人生の想い出にもなるのだ。




「よし……終わりっと」




 僕は今日の日誌を書き終えると背伸びをして窓の外を見た。外は暗くなってきたがまだ日は沈んでいないようだ。これならなんとか夕飯の買い出しにも間に合いそうである。




 ちょっと遅くなっちゃったな……


 今日は寄り道せずに帰ろう




 僕はそう考えた後、一緒に暮らしている同居人について思いを巡らせた。

 レイナがうちに住み始めてから、僕は帰る時刻を意識するようになっていた。以前とはだいぶ違う。今までだったら魔道具の効果測定に夢中で、夜遅くまで工房にいるなんてことはザラだった。

 別に残業でそんな時間まで残っていたわけではない。親方にこちらから頼み込んでやらせてもらっていた。実験結果の先を知りたくて翌日まで待てない時なんかはよくやってしまう。夢中になりすぎて、真夜中までやっていた時なんかは親方に「早く帰れ!」と怒られたこともある。

 ちなみに、実験をしなかったとしても家に直で帰ることは稀だ。本屋や図書館に立ち寄って新たな魔法の知識を得てから帰るというのがこれまでの僕の日常の過ごし方だった。家にいてもあまりやる事がないというのがその理由だった。


 それがレイナが来てからガラリと変わった。

 実験は業務時間内で収めるようになったし、本屋や図書館に寄る回数も減った。食材店で夕飯を買ってから直接家に帰ることが圧倒的に多くなった。これまでは仕事が終わろうがなにしようが、四六時中実験の事が頭に浮かんでいたが、最近は料理の事を考える割合が非常に多くなった気がする。ずっと自炊してきただけあって料理は得意な方だが、これほどまでに考えた事はこれまでなかった。以前の僕とは違う変貌ぶりに自分でも驚いている。


 でも、それは全然嫌なものではない。いや、むしろ……




「あれ……?エノクまだ帰っていなかったんだ?」




 帰り支度をしていた僕に誰かが声を掛けてきた。


 声のした方を見ると、僕と年が同じくらいの青年がこちらを見ていた。




「最近、帰るの早かったから、てっきりもういないのかと思っていたよ」




 少しおどけた感じでその青年は僕に声を掛けてきた。

 青年はダークブロンドの髪色をしており、ニキビがある顔が特徴的だった。背は僕より少し高い。僕と同じハンマーのワッペンが刺繍された作業着を着ている。


 彼の名前は”アベル・アークライト”という。

 ここガングマイスター工房の仲間であり、僕と同じ魔法技師見習いである。彼は仕事以外でも付き合いのある僕の唯一の友人と言っていい。僕と同じように幼少から魔法技師見習いとして働いていて多くの苦楽を分かち合ってきた仲だ。

 戦争や身売りで孤児になった子は多い。この工房でもそういう境遇の子は多かった。でも、僕と親しいのは彼くらいだ。別に僕が他の人を避けているわけではないが、周りが僕を避けている。本人たちに直接聞いたことがないから確実なことは言えないけど理由に関してはおおよそ見当はついている……


 まあ、そんな訳で”アベル”を除いて同年代の子から僕は浮いていた。親方に相談なんかもちろん出来ない。これ以上彼に甘えることは出来ない。

 そういう状況を考えても、アベルはこの工房の中で唯一僕が気を許せる存在だと言っていいだろう。




「いや、これから帰るところさ」




 話しかけてきたアベルに僕はそう答えた。




「そうだったんだ。僕もちょうど帰るところだから一緒に帰ろうよ」


「ああ、いいよ」




 僕はアベルに返事をすると、荷物を取って工房の外に出ていく彼に続いた。外に出ると人の数が大分まばらになっている。商店街に続く目の前の大通りを僕とアベルは並んで歩いていった。

 僕達は仕事が終わるとこうしてよく一緒に帰る。帰りの雑談の種はもっぱら仕事の内容や、昨日読んだ本の内容に関することが中心だ。僕もアベルも同じ魔法技師見習いとして話が通じるし、お互い読書くらいしか趣味らしきことがなかった。

 今日もアベルが当たり前の話題を振ってくる。




「実は本屋で”未知の能力”に関する本を見つけたんだ」


「帰りがてら見に行こうと思うんだけど、付き合わないかい?」




 アベルが僕に本屋へのお誘いの言葉を言ってきた。

 そのタイトルの本は僕も”もの凄く”興味があるし、いつもなら二つ返事で行くところなんだけど……




「ごめん、アベル。今日は家でやらないといけない事があるんだ。また、今度誘ってよ」




 僕はアベルに申し訳なさそうな態度でお断りをした。アベルはそれを聞いて少し驚いたような顔をしている。無理もないことかもしれない。彼の誘いを断ったのは人生でも数えるほどだ。




「……意外だなぁ。エノクがこれを断るとは思わなかったよ」


「いつもならこういう話に飛びついてくるのに」


「ははは……さすがにそこまでがっついてないよ」




 彼の冗談はいつもの事なので笑って受け流したが、内心はちょっとショックだった。そりゃ興味があることは確かめられずにいられない性格なのは自分でも分かって


 そんな見境なく飛びついているかなぁ……




「エノク最近なんか雰囲気変わったね」


「普段の様子もどことなく楽しそうな感じがするよ」


「そうかい?」


「うん。間違いないよ」




 なんか意外な話を聞いた。

 自分としては、生活習慣以外はそこまで変わっていないと思っているんだけど、第3者からみたら僕の雰囲気が外から見ても分かるほど変わっているらしい。


 全く無自覚なんだけど、どこを見てそう感じたんだろう……


 僕がそう自分自身について思いを巡らせていた時、アベルはとんでもないことを言い出した。




「エノクついに彼女でもできたのかい?」


「なっ…………」




 なにを急に言い出すんだ君はと言おうとしたが言葉が続かなかった。

 彼としては冗談のつもりで言ったのだろうが、なぜか今の僕は笑って受け流すことが出来なかった。




「ははは、もしかして図星かい?」


「そんなわけないだろ!」




 僕はそう返すので精いっぱいだった。


 まったく彼はいきなり何を言い出すんだか……




「そうやって向きになって否定するところが怪しいな~」


「彼女なんて僕に縁がないことくらい、君だって分かっているだろう?」


「それはどうだろうね。僕たちはもう立派な大人なんだからさ、ある日突然出来ても可笑しくないよ」


「…………」




 いや、そりゃそうなんだけどさ……


 確かに僕たちはもう16歳だ。いても全然おかしくはない年齢だ。現に、同年代の工房仲間は何人か彼女を作っているという噂は耳にした。でも、僕たち二人はそういう話はこれまで全く出なかった。

 僕は休日の日も図書館に籠ったり、家で工作をしたりしていることが多いし、外に出てデートなんて縁遠い話だ。

 そもそも、工房に所属している人はほとんど男性だ。女性との出会いなんてほとんどない。




「エノクに一足先を越されて僕は悲しいよ。よよよ……」


「勝手に言っててくれ……」




 こうなったら好きに言わせておいておこう。彼は少しお調子者の所がある。こちらが隙を見せると調子に乗ってある事無いこと言ってからかってくるのだ。

 まあ、そこが彼の良いところでもあるし、悪いところでもあるんだけど……今はこれ以上突っ込んで欲しくなかった。

 流石にこちらの反応が悪いと思ったのだろう、アベルは僕に謝ってきた。




「ははっ、調子に乗りすぎちゃったね。ごめんごめん」


「まったくもう……勘弁してよ」




 僕はそう言って、苦笑いを返した。

 僕とアベルはいつもこんな感じだ。彼が調子に乗って、僕がそれに反論する。たまに言い過ぎだろうと思う時もあるのだけど、彼のその気安さに僕は大分救われていた。それは、お互い暗黙の了解で分かっていることだ。本気で嫌だなんて思ったことはないし、今後もそうでありたいと思っている。

 だけど、レイナの事に関しては彼に言うのは躊躇われた。彼女の事はまだ秘密にしておきたい。彼の事を信用していないわけではないが、まだ彼女の事を言うのは早い気がする。レイナもたぶん僕以外の誰かに秘密が漏れるのは嫌だと思っているはずだ。いずれ話すにしてもそれは彼女の了解があった時だ。


 僕がそんな感じで考えをまとめているとアベルから違う話題を振ってきた。




「そう言えば、親方がさっき言っていたけど、エノク来月王都のオークションに参加するんだって?」


「……耳早いね」




 流石に周りに伝わるのが早かった。


 そりゃそうだ。魔法技師なら誰でも神話級アイテムを拝みたいと思うもの。密かに他の人も推薦を期待していたのだろう。二人推薦枠がある訳だけど、その枠の一つに僕が入ってしまった。


 ……これはまた一つ周りから避けられる理由が増えてしまったのかもしれない。




「そりゃ、僕だって神話のアイテムを見たかったからね」


「"MP"を動かすことが出来る唯一のアイテムなんだし」




 神話のアイテムは唯一生物のMPを外から動かすことが出来る存在だ。実戦で役立つだけでなく、研究用としての価値も計り知れない。どのようなメカニズムがそこにあり、生物にどのように働きかけてそのような奇跡が起こりえるのか。それを解明することが出来れば魔法科学は間違いなく飛躍的な進歩を遂げるだろう。


 大陸西端に位置する魔法大国、”シグルーン王国”では世界最大の魔法科学アカデミーがある。そこには世界中から集まった多くの魔術師や魔法技師たちが集い、日夜神話の魔法アイテムの解明に勤しんでいるという。

 しかし、その研究は遅々として一向に進んでいない。神話のアイテムはその神秘のヴェールに依然として包まれている。




「うちの工房にもお飾りでもいいから神話の魔法アイテムがあったらな~」


「もし、毎日それを拝めるんだったら、俄然やる気が湧いてくるのに……」


「ははは、流石に落札は無理だよ」




 僕は苦笑しながら答えた。

 彼の気持ちも分からない訳じゃない。僕だって神話のアイテムが手元にあれば間違いなくやる気が上がると思う。

 まあ、一番安い”魔法の薬”程度なら、”親方”だったら落札も可能かもしれない。ガングマイスター工房は国内でも有数の魔法技師の工房だ。ギルドや個人からの依頼に事欠かない。そのおかげで僕たちはこうして暮らしていけるのだ。親方もあんななりをしているが、その実かなりの資産家でもある。

 もっとも、親方は今回参加しないようだから落札はいずれにしても無理だけど。




「そう言えば、もう一人の話を聞いたかい?」


「いやまだだけど……親方はまだ決めていないって言うし」




 もう一人というのはオークションに参加するもう一人という意味だろう。アベルはさらに話を続けてきて、僕が思いも掛けない事を言ってきた。




「風の噂だと”カイン”がその座を狙っているっていう話だよ」


「彼ならVIPが集まりそうな所に来そうなもんだからあながち本当の話かもしれない」


「……本当かい、その噂?」




 僕はその話を聞いて「嫌だな」と思った。オークションに参加できるという事で喜びに満ちていた感情に陰りが見え始める。




 ”カイン・アディキア・エルグランデ・グレゴリウス”


 今話題に上った彼の正式名称だ。父親がここら一帯を治めているエルグランデ伯その人であり、言うなれば貴族のお坊っちゃまである。

 アザゼルギルド創設にたくさんの資金提供を行った家が”グレゴリウス家”である。事実上の創設者一家と言っても過言ではない。


 彼の年は18歳で僕より少し年上。190cmもある長身で金髪碧眼の貴公子であり、外見だけなら非の打ち所がない美青年である。そのおかげで女性にも無類にモテている。僕たちと同じ工房仲間だが、彼の場合は少し意味合いが違う。3カ月の期限付きで”研修”という名目で参加しているに過ぎない。父親の方針で”貴族たるもの市井の暮らしにも熟知していなければならない”という考えのもと様々な事の研修を積まされているらしい。

 この工房へも父親の要請で入ってきた。アザゼルギルの所属の中では、ここの工房が最も組織としては巨大であり、実績もあるというのがその理由だった。

 親方もさすがにギルドの創設者一家からの依頼とあっては断ることも出来なかったようだ。正直彼を扱いかねているという印象はある。


 僕は正直彼の事は好きになれない。彼は神聖な作業場においても作業着を着ることなく、貴族の服のまま入ってくる。あまつさえ作業自体も彼の取り巻きにやらせて、自分は優雅にイスでくつろぎながら傍観しているだけ。この間なんかどこからか連れてきた美女といちゃ付きながら遊んでいたという始末だ。あれで研修とは笑わせる。


 流石に親方も我慢の限界だったのか、その女性にはご退場願った。しかし、彼はそんなことでさえ機嫌が悪くなる。そして、ストレスの発散先は大体僕なのだ。

 彼は自分の体躯が恵まれていることを良いことに小柄な僕をよくからかってくる。何で僕が目を付けられているかというと理由がある。


 そして、それが僕が周りから疎まれている理由でもあると思うんだけど……



 僕はこの年にしてギルドのメンバーに所属している。

 まだ、”アプレンティス(見習い)”でありながら、ギルドメンバーに所属するなんてことはかなり異例の事らしい。


 ちなみに魔法技師のランクとしては以下の様にカテゴリーされている。




・グランドマスター(巨匠)

・マスター(匠)

・アデプト(大家)

・クラフト(熟練工)

・ジャーニー(一人前)

・アプレンティス(見習い)

・ノヴィス(新米)




 ギルドメンバーへの選抜がされるにしても、”クラフト”以上の資格を持っていないと普通は見向きもされない。それくらいの技能がないと、とてもじゃないけどギルドメンバーとしてはやっていけないからだ。

 それなのにも関わらず、僕はギルドメンバーに所属している。

 僕は”アプレンティス”でありながら、待遇は既に”クラフト”以上のものを持っているという事だ。ただ、資格には年齢制限があり”ジャーニー”以上は18歳以上でないと取得することは出来ない。

 また、実績も重要視されるので、上のランクにはそう簡単には上がれないようになっている。だから、いくら能力があっても18歳までは全員アプレンティスのままなのだ。

 しかし、僕の能力を高く買ってくれた親方にそれだと勿体ないということで特例としてギルドメンバーに選ばれた。もっともさすがに親方の監督付きという条件が付いてくる形にはなったけど。


 しかし、これがどうやら知らず知らずのうちに周りから反感を買ってしまったようだ。親方や先輩の魔法技師の人達、またアベルは素直に祝福してくれたのだけど、”同年代”の子たちはそうもいかなかったらしい。彼らは直接的になにか言ってくるわけではない。

 しかし、事ある毎に「さすが天才様はすごいな~」とか「君のずる賢さには叶わないよ」とか、なんか嫌味ったらしくそういう言葉を付けてくるのだ。そうなったら僕は愛想笑いくらいでしか返すことが出来ないんだけど……


 でも、これはまだいい方。彼らとは一応仕事上は協力する関係だし、そういう意味ではまだ話が通じる。嫌味に関してもたまに言われる程度で済む。

 だけど、カインは別だった。僕がクラフトの待遇を得ていることが彼は余ほど気に入らなかったらしい。僕を見かけるたび、事ある毎に、突っかかってくる。自分より年下でありながら、自分より上のランク待遇を得ていることが彼の癇に障ったようなのだ。


 そもそもカインは魔法技師としては素人も同然である。それなのにも関わらず親のコネと見栄えの問題で”アプレンティス”として研修に参加している。最初の3年間は”ノヴィス”でいくのが普通なのだ。それだけでも凄い好待遇なのに、挙句の果てには自分もギルドメンバーに加えろなんて言い出している。それを聞いたときはあまりに呆れて、言葉も出なかったけど。


 そんなこともあり、彼には研修を終えて早く出て行って欲しいと僕は思っていた。彼とは出来るのなら関わりたくない。

 しかし、そんな彼がオークションへの参加を希望しているのだという。でも、それは凄い納得できる話だった。

 今回のオークションの主催は確か王家と商人ギルド連盟のはずだ。国内はおろか隣国からもたくさんの訪問客が訪れるだろう。VIPがわんさか会場にいることが目に見えている。自己顕示欲の塊のような彼ならその会場に行って自己アピールをしたいと思うのは当然だろう。




「はぁ……」




 思わずため息が出てしまった。

 別に彼と一緒に行動する必要はないが、彼が会場にいるというだけで気分が沈んでくる。アベルはそれを察したのか僕にフォローを入れてきた。




「まあ、まだあいつに決まった訳じゃないけどね」


「それに例えあいつに決まっても、そんな落ち込むことはないよ。会場で顔を合わせなければ済む話なんだから」


「うん。そうだね……ありがとうアベル」




 アベルのフォローが身に染みる。

 アベルも彼の事が気に入らない一人だったのは幸いだった。というか、そもそも彼は貴族なんだからギルドの推薦枠を使うなっていう話だ。彼の一家にとっては1000万クレジットの参加料なんてはした金もいいところだろう。他のメンバーに枠を譲るべきだと思うんだけど、彼にはそういう発想はないらしい。


 大したご良家のおっ坊ちゃまなようで……


 僕は自分が推薦枠を一つ取っていることを棚に上げて彼を糾弾した。でも、これは仕方がないことだ。それだけ彼にムカついているという事だから。

 僕としては珍しい反応だった。







 僕たちがそうこう話しているうちにいつもの分かれ道が見えて来た。


 アベルは住宅街に、僕は商店街に行く道を選ぶ。




「それじゃあ、また明日ね。今度は本屋に付き合ってくれよ?」


「ああ、ごめんね。今度の休日にでも行こう」




 僕たちはお互い手を挙げて、その場で別れを済ませた。




「さて、僕もいかなくちゃ……」




 家ではレイナがお腹を空かせて待っているだろう。

 カインの事を聞いて少し憂鬱な気分になってしまったが、家でレイナが待っていると考えただけでそんな憂鬱な気分も晴れてくる。


 僕はウキウキとしながら商店街に歩を進めて行った。




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