今年三十路の俺は寝たら異世界にいました
水無月未奈
第1話 体力をつけたい
俺の朝はいつも、角砂糖2杯の
コーヒーから始まるんだが...
ここはどこだ?何故こんな、目の前に水が広がる場所にいるんだ。それも後ろ木とかツルとか生い茂ってて
ギャーギャー何か明らかに獣っぽい声するし
俺は酔っ払ってても、きちんと家に帰ったはずだぞ。多分。というか俺そのまま靴履いて寝たのか靴を履いている。帰ったら大家さんに見つかる前に掃除しないと。
とりあえず俺は上着のポケットから
スマホを出す
着の身着のままでここに来たみたいだ 後、昨日一緒に寝たショルダーバッグとついてきていた。
そのままベッドinしたからついて来たのだろうと思う。
スマホの表示は圏外でしかも充電すらあまりない。これは、さっさと人探ししないと詰む可能性も微レ存...?
まて、電波さえも通じないとなるとここはどこだ?
まさか同僚に昨日言った
「会社辞めてーなー」でこんなことになるのか...
もしくはただの過労死とかですかね。そうして、異世界にきた。とか?
面白そうだけど
でも俺、遺書とか書いてないぞ。どうするか。今書いても手遅れだし、書いても何処に持っていけばいい?
とりあえず俺はまだ死んでないと思い込みこの辺りで自分が生活できるような環境を作ってそれから考えることにした。
何故かそのままついてきている、俺のショルダーバッグから、護身用のナイフと水筒ぐらいか...
幸いにも、水が真水で助かった。塩水とかだったらろ過からしないといけないしな
って言っても、真水だからってろ過はしなくていいってわけじゃないんだぞ
何がいるのか分からないからな
と俺は頭の中で誰かと会話をしつつ、空っぽだった水筒に水を入れ蓋を占める。
並々とついだから、バッグの中に入れた時とても重く感じる。これが今年
三十路になる体力で良いのだろうか。
とりあえず暗くなる前に火を準備しないと
今年三十路の俺は寝たら異世界にいました 水無月未奈 @Teriyaki765
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。今年三十路の俺は寝たら異世界にいましたの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます