第28話 束の間の平穏?
二学期が始まりはや3週間。
行ったり行かなかったり、相変わらずといえば相変わらずの我が家です。
前回懸念していた生活リズムの件、悪化の一途をたどっていたのですが、このたび睡眠リズムを整えるお薬を二人ともいただいて、ある程度ちゃんとしたサイクルを保てるようになりました!素晴らしい!!
先生いわく、薬というよりもサプリに近いものだそうで。そのおかげで副作用もほぼなく、無理なく続けられそうです。
今では23時までには寝られて9時前には起きられるようになってきました。
やっぱりちゃんとした睡眠リズムって大事なんやなー、と思うのが、これを服用してから朝ごはんを抜きがちだったカースケさんがちゃんと食べるようになったり、チーコさんも「学校に行く」という選択肢をしっかり考えられるようになったり、いいことが増えてきたこと!
このままなんとかこのリズムをキープして、しっかり生活を組み立てていきたいなー、と思います。
そして先日、3年になってはじめて教室の前まで行ったチーコさん。クラスの子たちにすぐバレて、もみくちゃになっておりました(笑)
それでも本人は「楽しかったー!」と言っていて、これがちょっとしたいい記憶になればいいな、と。
これからも出来れば週一回くらいは教室の前まで行きたいなー、と言えるまでになっております。ええこっちゃ。
そして、チーコさんに比べるとあまり何も変化のないように見えるカースケさんですが、この「変化のない」っていうところが彼にとってはミソでして。
正直、こんなに特筆すべき出来事がない1ヶ月ってのも珍しいんです。それほどに落ち着いているってことなんですよね。
もちろん、多少のメンタルのアップダウンはあるけれど、それくらいは誰にでもあることで。生死についての言及がない、というのは本当に珍しく落ち着いた日々なんだ、とここ最近改めて実感しております。
これまでがこれまでなもんで、「いつ死にたがりが出てくるんやろう?」と怯える気持ちを消すこともできないんですが、起きてもいないことを憂いたところで仕方ない!
今のこの落ち着きを堪能することにします。
そんなこんなでもう9月も半ば。
あと少しでチーコさんの発達検査のフィードバックもあるし、カースケさんがフリースクールなどのあと一歩を踏み出せるのか、というところも進んでいかなければならないテーマとして目の前に迫ってます。
一つずつ一つずつ。
できることをコツコツと、やっていこうと思います。
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