警視庁捜査一課~一人の女の話~

@hasikure0398

第1話警視庁捜査一課

ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン、ガタンゴトン


電車に揺られる一人の女がいた

どうやら仕事のようだ

小さいからだに合ったスーツを着こなし、スマホをいじっている

駅を降りると歩き出す

そして、ある大きな建物の前につくと、そこへ入っていった



「おはようございます」

「おはよう、今日もちっちゃいなー」

「パワハラで訴えますよ?」

「ごめんごめん、冗談だって」

いつも通り係長が明るく(?)むかえてくる

国民の安全を守る職業についてるひとが朝からこんなんでいいんだろうか?

自分のデスクの前につくと鞄をおいて、パソコンを起動する

「それで、事件の資料まとめできた?」

「はい」

昨日まとめた資料を係長に渡す

「ホント仕事早いねー」

「どっかの誰かさんがうるさかったですからねー」

ジト目で係長を見る

「よしっ、気を引き締めないと」

ホント、この人のんきだなー。

いま大事な事件抱えてるって言うのに

「かーえーでー、おはよーヘ(`・ω・)ノ」

声をかけてきたのは同じ警視庁捜査一課所属の松川木綿子だ

こっちものんきだ

「今日のお昼どこ行くー?|д゚)」

「朝から昼のこと考えてないで仕事しろっ」

「めんどくさーい(*´ノД`)」

こっちの方がめんどくさいわ

朝から二人分の突っ込み役やらされてるんだから

パソコンで事件の資料を開く

そこには東京都連続爆破事件とかかれている

いままでに、渋谷、上野で爆破が起きている

幸い、死人はでていないが、負傷者が出ている

とにかく側近で解決するのはこれのようだ

死人が出る前に解決しなければ


私は廊下の自販機でコーヒーを買うと、仕事に戻った

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