今がとても





 たぁくんに出会ってから、人生が始まりました。

 

 バンドに誘ってくれてからは、毎日指先が痛かったですが、テーピングを巻いて楽器を練習しました。


 練習したいからと、作業所を一週間休みました。


 たぁくんはボーカルでしたが、ギターも練習していましたね。


 三人でスタジオで練習してる時が一番、自分を出せていたと思います。


 あんな気持ちになることは、もうないんですよね。


 ですが、時々、幸せを感じます。


 あなたを近くに感じる、見ていてくれてる、そんな気がして。


 あなたに出会わなかったら、この幸せは感じていません。


 俺のせいで亡くなってしまったけど、あなたに出会えて、心から感謝しています。


 一生と言わず、俺が死んでからも、友達で居てほしいです。


 俺の心にはあなたしか居ない。


 あなたが居るから生きていられます。


 今後ともよろしくお願いします。


 





 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る