短い予告と言う限られた中での語彙と、音読した時のテンポと、まとまり感。それだけで、次回が楽しみになるワクワク、ドキドキ感を表現するとは素晴らしい。久々に刺さる言葉ばかりで、たくさんのヒントをいただきました!
高柳誠さんの詩集に、アダムス兄弟商会商品カタログ第23集という架空の商品カタログを詩集としてダシタものがあります。それは存在しないアルタネイティブな世界を幻視させるものでした。この作品も同様に実在しないがゆえに豊穣な空想をかきたてるアルタネイティブな世界を生み出します。その目が眩むような言葉の空中楼閣に、こころを奪われました。