幸せのかたち
私は役を演じてみたいと そう思うのです
だって 規定された生活の中に 何があるというのです
愛しき人と共に朝を迎え ご飯を食べて 買い物へ出かける
そんな生活 どこにだってありふれているから
だから私は 役を演じてみたいと そう思うのです
一瞬一瞬だけなら 規定された生活の中を生きていける
そんな気がします
私はその 規定された生活を渡り歩き そして 気付きました
幸せは 幸せというものは規定された生活の中にしかありえないのだということを
でもね
その幸せのかたちもまた規定されたものなのです
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます