日陰樹に守られた珈琲
古傷が疼いた
息が止まる
それなのに過去の傷に守られるときがある
幼少のときに切り裂かれた心
人生の危機ってやつの襲われ方を知っている
ちょっとやそっとの困難では死ねない
古傷がなければもう死んでいるかもしれない
ああ やっていられない
この傷に感謝しなければいけないのか
ああ そんなこと言ってやるものか
もっとマシな感謝するべきことを見つけるために生きるよ
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