焙られた道を煎た珈琲

素足で歩くには熱すぎる

履いている靴底には穴

生きたいと思う道


焙られた道を立ち尽くして見ている

もう黒く焦げ付いている

ああ こんな道行けるものか……


それなのに

心は身体を離れて行ってしまうんだ

浮遊して思うままに


置いて行かないでくれ

ああ この一歩で死んでもいいと思うことができれば

僕にも心の景色を観ることができるのだろうか

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