君の痛みを飲み込んで

珈琲を口にする君

君は僕の全てを否定する

正論を並べて僕を打ち砕く

これでも僕は戦っているんだ

なんて言っても格好悪いね


僕の見苦しさを君は受け入れてくれない

ごめんね

君を傷つけてばかり


両足を失くしたみたいに動けないんだ

僕には僕の転機があると思う

ただひたすら耐えるしかないときもある

ただ見苦しく息をするしかないときも

それでも諦めてはいない想いがある


君が僕を否定して分からないと言うように

僕も君のことが分からない

君は僕の前ではとても強くなる


僕は君の痛みを罰として飲み込むよ

珈琲の酸っぱい苦みを一生味わうことになっても

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