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2020年2月18日 08:37
『僕興奮してきちゃった……』 個室でもない所で、こんな台詞をキャラに言わせるなんて、なかなかな演出です。 『僕』という一人称が、その演出を確固たるものにしています。(俺や私でしたら、その効力は半減以下と思われます) この演出によって、私は背伸びした年下の男性を思い浮かべました。 年上の女性の気を引こうとしているようにも思えます。アントワーヌさんは気を引く必要も、つもりもありませんので、気を許した甘えと思いました。 年下らしい男性の可愛らしさが前面に出ていたようでした。(書き手としては、年下の女の子に対しては言わせたくない台詞でしょう) そんな甘えをあのジェレミーさんに見られてしまうなんて、アントワーヌさんはなんともばつが悪かったことでしょう。 強がった物言いになるのももっともです。 ジェレミーさんも自分に対しては素直ではないように映り、その強がりが面白くないのかも知れませんね。 さて、ダンスです。 アントワーヌさんがフロレンスさんと一緒に踊るのは、始めの頃の伏線を回収しているのかな? と思いました。 細かい部分まで覚えておりませんが、一緒にダンスをしたいような場面があったように記憶しております。 ラストシーンでダンスかと思いましたが、それよりも前にありました。 教師まで呼んでレッスンしていたとは、さすが『私の完全主義者さん』でした。 前後しますが、結婚式にて、クロードさんがフロレンスさんの隣に居てくれたシーンがありましたが、公爵だから誰も何も言えないのではなく、黒い雷に撃たれたくないから誰も何も言えないのだろうと思いました。 彼は一番怒らせたくないキャラですから。 そして、『デジャルダン子爵』は前回のご返信にあったキャラのようです。すっかり忘れておりました。でも、フロレンスさんと一緒のダンスはなかったようです。お年寄りでしたからね。
作者からの返信
現在公表済みの王国シリーズ作では唯一の年下男主人公のアントワーヌ君です。この話を書く時に作者の私が萌え萌えしていたのが、彼のキャラでした。彼は年下ですし、ほとんどの人に対して敬語を使います。親しい間柄では一人称は僕です。それがなんとも可愛らしくて、書いてて一人悶えていました。 こんなお行儀のいい年下の彼に『僕興奮してきちゃった……』なんて言われたら……こちらの方がより興奮してしまいますよね。 ジェレミーにフロレンスとイチャイチャしているところを見られようが実はアントワーヌ君はどこ吹く風です。ばつが悪いなんて思っていないと、作者の私は思っています。ジェレミーだって何だかんだ言っても妹が幸せになったのが嬉しいのですが、彼は素直に義弟君を微笑ましく見守ることが出来ないので、いつも何か一言も二言もあるのですね。でも、口では高級文官の彼には負けてしまいます。 以前、フロレンスとアントワーヌ君が王妃さまの居室でしばしの密会を許された時の場面です。フロレンスはアントワーヌ君が昔ドウジュを助けたために負った足の傷が治ったことに気付いて、ダンスも上手に踊れるようになったのでは、と聞いていました。そして機会があったら一緒に踊ろうと二人で約束をしていました。まだその頃は二人でダンスが出来る日が来るなんて到底思えなかったから……切なかったですね。よく思い出してくださいました。 確かに泣く子も黙る魔術院副総裁のクロード氏ですから、彼が側に居るだけで誰も何も言えませんよね。フロレンスもアントワーヌ君も堂々としていればいいのでしょうが、やはりそんなクロードが隣に居ることは何とも心強いことでしょう。 デジャルダン子爵は花嫁アメリの父親代わりですから、アメリと踊れただけでもう満足されていることでしょう。このカップルも式を挙げて幸せになれたようで何よりです。 さて、もうすぐクライマックス、主人公二人の式の場面になります。
2018年8月17日 19:44
>朝っぱらからサカってんじゃねえ!……アナタがそれを言いますか?ほら、思った通りもっとずっと凄い事やってるΣ(゚Д゚)相変わらずですねえ、この夫婦は。
無月弟さま、ナイス突っ込み!ジェレミーさまは自分のことは棚にアゲオ君ですからね。でも実は人前ではジェレミーさまはアナとイチャイチャしないのですよ。
2018年8月17日 18:33
さすが、フロレンス様!男性主人公全員とダンスなんて!( *´艸`)ごまめの歯ぎしりがにぎやかそうですね(苦笑)
以前王妃さまの居室で密会した時、機会があったらダンスをしようと約束した二人。やっとその機会が来ました。アントワーヌ君は一曲フロレンスさまと踊れただけで感無量です。踊り足りないフロレンスさまは他三人の男主人公と続けてダンス、彼らとならアントワーヌ君もヤキモキしなくてすみます!
『僕興奮してきちゃった……』
個室でもない所で、こんな台詞をキャラに言わせるなんて、なかなかな演出です。
『僕』という一人称が、その演出を確固たるものにしています。(俺や私でしたら、その効力は半減以下と思われます)
この演出によって、私は背伸びした年下の男性を思い浮かべました。
年上の女性の気を引こうとしているようにも思えます。アントワーヌさんは気を引く必要も、つもりもありませんので、気を許した甘えと思いました。
年下らしい男性の可愛らしさが前面に出ていたようでした。(書き手としては、年下の女の子に対しては言わせたくない台詞でしょう)
そんな甘えをあのジェレミーさんに見られてしまうなんて、アントワーヌさんはなんともばつが悪かったことでしょう。
強がった物言いになるのももっともです。
ジェレミーさんも自分に対しては素直ではないように映り、その強がりが面白くないのかも知れませんね。
さて、ダンスです。
アントワーヌさんがフロレンスさんと一緒に踊るのは、始めの頃の伏線を回収しているのかな? と思いました。
細かい部分まで覚えておりませんが、一緒にダンスをしたいような場面があったように記憶しております。
ラストシーンでダンスかと思いましたが、それよりも前にありました。
教師まで呼んでレッスンしていたとは、さすが『私の完全主義者さん』でした。
前後しますが、結婚式にて、クロードさんがフロレンスさんの隣に居てくれたシーンがありましたが、公爵だから誰も何も言えないのではなく、黒い雷に撃たれたくないから誰も何も言えないのだろうと思いました。
彼は一番怒らせたくないキャラですから。
そして、『デジャルダン子爵』は前回のご返信にあったキャラのようです。すっかり忘れておりました。でも、フロレンスさんと一緒のダンスはなかったようです。お年寄りでしたからね。
作者からの返信
現在公表済みの王国シリーズ作では唯一の年下男主人公のアントワーヌ君です。この話を書く時に作者の私が萌え萌えしていたのが、彼のキャラでした。彼は年下ですし、ほとんどの人に対して敬語を使います。親しい間柄では一人称は僕です。それがなんとも可愛らしくて、書いてて一人悶えていました。
こんなお行儀のいい年下の彼に『僕興奮してきちゃった……』なんて言われたら……こちらの方がより興奮してしまいますよね。
ジェレミーにフロレンスとイチャイチャしているところを見られようが実はアントワーヌ君はどこ吹く風です。ばつが悪いなんて思っていないと、作者の私は思っています。ジェレミーだって何だかんだ言っても妹が幸せになったのが嬉しいのですが、彼は素直に義弟君を微笑ましく見守ることが出来ないので、いつも何か一言も二言もあるのですね。でも、口では高級文官の彼には負けてしまいます。
以前、フロレンスとアントワーヌ君が王妃さまの居室でしばしの密会を許された時の場面です。フロレンスはアントワーヌ君が昔ドウジュを助けたために負った足の傷が治ったことに気付いて、ダンスも上手に踊れるようになったのでは、と聞いていました。そして機会があったら一緒に踊ろうと二人で約束をしていました。まだその頃は二人でダンスが出来る日が来るなんて到底思えなかったから……切なかったですね。よく思い出してくださいました。
確かに泣く子も黙る魔術院副総裁のクロード氏ですから、彼が側に居るだけで誰も何も言えませんよね。フロレンスもアントワーヌ君も堂々としていればいいのでしょうが、やはりそんなクロードが隣に居ることは何とも心強いことでしょう。
デジャルダン子爵は花嫁アメリの父親代わりですから、アメリと踊れただけでもう満足されていることでしょう。このカップルも式を挙げて幸せになれたようで何よりです。
さて、もうすぐクライマックス、主人公二人の式の場面になります。