ノベルアップ+の検索画面、みたいな
2022年2月1日に、「ノベルアップ」の検索機能がアップデートされました。変更点はふたつ。「簡易検索ボタン」の実装と「検索結果の表示数」変更です。
簡易検索ボタンは、開催中のコンテストやフェアなどのイベントに参加している作品を表示させるボタンで、検索窓の下に各イベント毎のボタンが表示されます。コンテスト参加時には大抵キーワードをタグに埋め込む形になるので、タグ検索でも同じことができますが、読者がわざわざ入力する手間が省けます。
「なろう」では「詳細設定」の中にも、コンテストに特化した項目はなく、また「カクヨム」の場合は、検索ページの検索窓の下に人気のあるタグが5つほど表示されたり、ページ下方に自主企画のリンクがあったりしますがすべてのコンテストを網羅しているわけではないので、コンテスト目当てならトップページから「コンテストから探す」を使う必要があります。「ノベルアップ」のボタンは、コンテスト参加作品をより簡単に見つられるといえるでしょう。
「ノベルアップ」では、作品をカード形式で表示するのですが、「検索結果の表示数」はこれまで1列1枚だった表示を1列2枚に増やしたというものです。つまり、作品の表示数が倍に増えたということですね。同時に、1ページに表示される作品数(検索結果)が30件に制限されました。ページを移動することで、残りの検索結果も見ることができます。
また、2月14日には、スマートフォン用の検索結果画面もアップデート。検索結果が表示される際に「除外キーワード」などの項目は非表示となり、検索窓のみのシンプルな形になりました。
どの小説サイトでも、「読者が(良い)作品に巡り会える」ための機能は必須で、検索機能はそのひとつですが、“これが正解”というものはまだないように思えます。使いやすいようにシンプルに作れば見つけにくく、絞り込みオプションを多数用意して見つけやすくすれば操作が複雑になってしまいます。AI技術の導入などによって個人にカスタマイズした検索ツールが欲しいところですね。
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