記述方法、みたいな

 投稿する側からすれば、3つのサイトが同じ記述方法を採用してくれていると助かるのですが、そうはいきませんよね。


 「なろう」では、パイプ記号と《》でルビと傍点を指定します。ただし、傍点は一文字ずつ。また、《》の前が漢字、あるいは()の前が漢字でかつ()の中がカタカナ・ひらがなのみの場合はルビと判定します。

 「マグネット!」では、パイプ記号と《》の組み合わせは「なろう」と同じですが、傍点は単語ごとに自動で割り付けしてくれます。

 「カクヨム」は、ルビがパイプと《》、傍点は二重の《》で指定します。また、単語が漢字の場合は、パイプ記号はなくても表示されます。


 慣れもあるのでしょうが、「カクヨム」が使いやすいかな。すべて漢字で構成されている単語にパイプ記号がいらないというのは、使って見ると意外に便利。

 編集画面でも差があって、「なろう」ではルビや傍点を設定しようとすると、確認ダイアログが表示されるのですが、作業がたくさんあるとうざく感じてしまいます。「カクヨム」と「マグネット!」はダイレクトなので、ストレスありません。


 「マグネット!」には、「注釈」という独自の記述方法があります。これは、カーソルを合わせると文字列がポップアップするもので、使い方次第で面白いかなと思いますが、3つのサイトに同じ小説をアップしていると、その手間が面倒です(^_^;)


 あぁ、記述に付随して、プレビュー機能についても書いておきましょう。

プレビューに関して言えば、一番は「カクヨム」ですね。ページ遷移なしで編集画面とプレビュー画面を切り替えられます。記述の違いをチェックするためにもプレビューは必須なので、簡単に使えることが一番です。次点は「マグネット!」。別ウィンドウですがオーバーレイ表示なので、ページ遷移の煩わしさはありません。もっともプレビューが使いにくいのは「なろう」です、これは改善して欲しい点ですね。


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