気がついたら大国の中心に自分はいた
SLA-PEN
第1話 日常
「行ってきます」
そんな言葉と共に、俺はドアを開けた
太陽が俺の背中に照りつける。風が吹き、日光の熱さを吹き飛ばしていく。
片道6km、内徒歩分は2kmといったところな通学路を行く
そんな俺の名は 安東 勇吏(あんどう ゆうり)最近体の衰えを感じてる17歳
刹那、俺の前に蜃気楼が現れる
周りはただの住宅街、これはどうにも不自然な現象だ。今まで2年間、このような事はなかったのだ
驚きのあまり眠たいなんて感情は地球の裏側に飛んでいった
思わず手を差し伸べると、意識が朦朧としてくる
あ、まさかこれは凶悪犯罪者の作った罠に引っかかったか はたまた小説にあるよーなアレか…___________________
………森の香りがする
水の音、鳥の声
ここは、さっきまでの街ではない。
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