第一章、第11投まで読了した感想です。
小説を構成する要素を、文章・ストーリー・キャラクターに大別して考えることはエンタメ作品においては必然だと感じる。
本作はサイコロを振って異世界に来てしまった16歳の「えくすこたん」が持ち前の明るさを発揮しながら異世界を生き抜く物語である。
冒頭から「えくすこたん」のキャラクターとしての魅力が全開で、小説の規範とも言われる気取った文章やあっと驚くストーリー展開など彼女が生きる世界には不要であるとすぐにわかります。
この物語は読者が「えくすこたん」と一緒に歩んでいくために描かれています。
なお11投まで読めば、素敵なプレゼントが用意されていることを付け加えておきます。