リューマ族
ムテ在住、もしくは商人
ムテはウーレンの保護区であり、許可なくして立ち入りは禁じられている。
ただし、最高神官の結界は、エーデムのそれとは違い、物理的な作用は少ない。完全に跳ね返すことは出来ず、迷って入れない、入る気持ちがなくなる、など、心に作用するものである。
よって、強い意志を持った者であれば、強引な立ち入りは可能となる。
当然、許可が必要であるが、働き手として、混血魔族であるリューマ族が住み着いていたり、異国との交易でリューマ族が入ったりしている。
*ムテ在住
【カシュ】
椎の村在住のリューマ族。馬を連れ込んでムテで大成功を収めた。
多くのリューマ族を雇い入れ、規律を守らせ、生活を支えて、親方として慕われている。
ムテ人であるリリィと恋に落ち、様々な障害を乗り越えて結婚した。
【カイト】
リリィとカシュの息子。マリの弟。
純血種と混血種の結婚では、ほぼ混血種の子供が生まれる。カイトは、リューマ族の血を表していて、カシュにそっくりである。
途中で、姉であるマリの見かけ年齢を追い越してしまった。
【カシュの部下たち】
品が悪いが、カシュを尊敬し、慕ういい奴らである。
*商人
【ガサ】
一の村の市で商品を売り買いする商人。
エリザのお得意様で、口が上手いが、時々嘘をつく。
トビに協力して大金を手にし、念願の武器屋をリューに開店するが、繁盛はしていない。
【蜂蜜商人】
エオルの妻に横恋慕して、口先八丁で誘惑し、どうにかムテから連れ出そうとするが失敗、サリサに許可証を破棄されたので、以後、ムテには入ることができない。
【悪徳蜂蜜商人二人組】
本当は商人を装った人殺しと少し頭の足りない男。
蜂蜜が金になりそうにないと思い、ジュエルをウーレンの人買いに売ろうと企むが、サリサの手によってお縄になる。
おそらくウーレンに裁かれて斬首だろう。
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