第8星

今日がその日、

私の宇宙で君を飲み込むように、

共に育んでいけるように。


君の声が好き。

君の声を聞くだけで、銀河が瞬く間に広がっていく。


君の歌が好き。

初めて目の前で歌ってくれた、私にだけ向けられた歌声。

優しく、強く広がるそれは、私を包み込むには十分すぎた。


君の髪が好き。

会うたびに違う形で、変幻自在な君の髪。

今日はストレート。

勇気を振り絞って触れて気付く、その柔らかさに。


君の顔が好き。

目を見つめると、優しく見つめかえし、私の目を離さない。

でも、あんまりに見つめすぎると、手で顔を隠してしまう。

そんな顔が好き。


君の勇気が好き。

私には君のような勇気がないから、

あの日より今のほうが大好きと、伝えることしかできない。


あぁ、、。

こんな告白、はっきりとしてないよね、

ごめんなさい。

でも、もう君のことが大好きで仕方ないの。



私とお付き合いしてください。



私の想いは広がり続ける、宇宙のように。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る