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自転車に乗って
今日は
とても青い空で
雲一つ無いお天気です
って
はは
全然おもしろくねー文章でやんの
くだらねえ
いくぜ
うおおおおおーーーー！
そう叫びながら自転車を漕いだ
超ハイテンション×１００倍のウルトラで
大きな声で
小学生のときに習った歌をうたった
「ぴーぱー！」
通り過ぎて行く車の中身が何か奇妙なものでも発見したかのようにこちらを見ていた
ふざけやがって
赤信号でそいつがぴったり止まりやがったから
追い抜きざまに偽ダイナマイトに火ぃ点けて
開いてんだか開いてねえんだかわからねえ中途半端な窓に投げ込んでやった
そしたら
「うわあああっ」
だって
だってよ
全くくだらねえ
偽ダイナマイトが
偽爆発をして
連中の頭が吹っ飛んでどぶ川に落っこちた
全く弾けていやがる
おれは坂道をブレーキを使わずに降りることに挑戦する
超加速
うぎゃあぴいーーーー！
呼吸が出来ねえ
死ぬ
耳たぶがダンボみたいにばたばた揺れて
それは少し格好良いけど
曲がり角のところで
横から車が飛び出して来た
てめー撥ね殺すぞ！
おれが言ってやった
しかし車に当たると死ぬって言うのは本当なのかね？
そうだったらまず証拠を見せてもらいたいよ
それを見せられないってことは
隠しているということは
本当はそうではないんじゃないかな？
骨が関節から突き出して
眼球がアスファルトに転がってカラスが咥えようとしている写真とかをさ
交通安全教室とかで子供達に見せれば一発でオーケーだと思うんだよね
「みなさーん、眼球、飛び出さないでくださいねー」
お姉さんが笑顔で喋りかければ
ぱあちくりんのガキ共も
少しはこの世界の仕組みに気付くだろう
「………」
ああ
ほんとくだらねえ文章でやんの
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