ぼくとおれとわたし


ぼくと

おれと

わたしが

いた

ぼくの

めのまえには

おれと

わたしが

いた

おれの

めのまえには

ぼくと

わたしが

いた

そして

わたしの

めのまえには

ぼくと

おれが

いた

さんにんだった

ぼくは

この

しの

しゅやくになりたかったので

「ねえねえ、おれとわたしのこと、『きみたち』ってよんでもいいかな?」

といった

そしたら

おれが

「そんなことしてみろ、ぼくを、ぶっころしてやる」

そういった

わたしも

「さいばんに、もちこんででも、いやだわ」

いった

だから

ぼくは

しかたなく

「じゃあ、おれとわたしのままでいいよ」

いった

おれと

わたしは

ぼくを

ゆるしてくれた

ああもう

わかりにくいなあ


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