もうひとつの天使のケータイ

空想携帯小説家

第1話 天使が舞い降りた日

(lie)西暦20××年・・・・私の隣の国が、未曾有の災害にのまれてから、10年たとうとしてた。・・・・


(バスの中から、頬図えをつきながら、復興しつつある町並みを眺めている、中国人女性の lie。)


lie

「オッ( ゚Д゚)・・ツイタァ~(笑)」


(とある駅から、小一時間かかり、港町に着いたlie。)


地元のおばさん①

「あんれまぁた、夕暮れになっど、ここは、わがいねぇーちゃんが、よっぐっとなぁ~(笑)」


(私?みたいに、微笑みながら、自分を指差すlie。)


地元のおばさん①

「ははっ‼(笑)、なんにぃ?、さっぎからぁ、おめさしか、そんバスぅ、いねでねけぇ?(笑)」


lie

「オバサン、ココォ、港町?ダヨネ?(  ̄▽ ̄)(笑)」


(妙な訛り方のlieに、地元のおばさんは・・・)


地元のおばさん①

「おめさ、韓国人かぁ?」


lie「ア、チャウヨ、アタシ上海人?っ・・・チガウ、チュゴクジン(笑)(  ̄▽ ̄)」


(買い物帰りのオバサンが、lieに声をかける。)


地元のおばさん②

「ねぇちゃ、こげに立ち話んと、うちさ泊まっが?」


lie「イイノ? ((o(^∇^)o)) ラッキー。オネガイシマスー(笑)」


夕暮れ迫る港町。

復興なんて、まだ遠い、平ッペタい大地。

時折、戸建ての家は見えるけど、

私には、生活感は感じなかった。


地元のおばさん②

「ここが、おらんちだ。」


lie

「団地。?」


ふと、見上げたら、私の国とちょっと、作りが違う、大きな建物がみえた。


(つづく)



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