第64話 別の世界に逃避行? (16)
まあ、そんな訳だから、真面目に真剣に。召喚魔法を取得しようと試みるのだけど。いざね、家のカミさんに甘え始めると、もう止まらなくなるんだよ。理性が収まりつかない。だってカミさんからとても良い香りがするんだよ。
それこそ俺の頭の中が、クラクラになりそうなぐらいの媚薬を撒き散らすんだよ。
先程の殺意のある香りではなくて、アロマの効果があるやつを漂わせるから、ぼくちゃん、もうヘロヘロで、カミさんの、たゆんたゆんの谷間に吸い込まれた。
もうこれぞ正しく、極楽浄土って感じでね。
それにさ、やはり伊達ではないんだよ、美と豊穣の女神フレイヤ様は。だから俺は、カミさんのオッパイに顔を埋めると──今度は自然に手が動き始めるよ。『ニギニギニギ』とね……。
先程何度も堪能した筈なのに、俺の手が全然止まらないよ。
〈ニギニギ……〉
〈ワシワシ……〉
「あっ、あなた……。えっ、えっと、あっ、あぁ、ああああああん……。あっ、あのですね。ううう、
〈ニギニギ……〉
「あっ、そう、ごめんね。フレイヤのオッパイ、ニギニギすると気持ちいいから。もう少しニギニギさせてお願いだから」
〈ワシワシ……〉
「あっ、はい……。で、ではそのままでいいですから。あなた、と、取り敢えずは、説明だけはいれ続けますね……」
〈ニギニギ……〉
「うん、お願いね」
〈ワシワシ……〉
あああ、真っ赤だよ、
〈ニギニギ……〉
まあ、こんな感じで、『ニギニギ、ワシワシ』とをしていると、少し間を置いたら又口を開き始めた。
「……そ、そうですね、貴方の心の中で、先ずは死人をイメージしたら良いかも」ですね?」
〈ワシワシ……〉
「……ん? 死人?」
俺、
〈ニギニギ……〉
「そうです、そうですよ、あなた……死人です……あっ、ん、あああ、あん……例えば、スケルトンとか、グリム・リィーパー等が極々一般ですけど……あっ、あん、あっ、あん……」
するとさ、
特に先程も述べたけれど、この辺りは、俺の住んでいる広島の街の中心的なアケード街だから。普通はね、平日でも人の流れで賑やかなんだよ。でもさ、先程のフレイヤのお色気ムンムン妖艶攻撃で、殆んどの人達は息が耐えたんだ。残りの人達もいたけれど。最後はね、警察や機動隊のおじさんとの銃撃戦で、息絶えてんだよね。
まあ、そんな事が、色々と起きたけれど。それでもね、俺の『ワシワシ』
は、止まらないし、口も動くよ。(エヘ♪)
「そ、そうか…… 。骨とか死神なのか……?」
〈ニギニギ……》
「はぁ~っ、はっ、は~い……。そうです……。最初は脳内でイメージを湧かす方が簡単ですし……。召喚するのも、余り魔力消費の少ない、スケルトン辺りをイメージして召喚したらいいですよ。特に、この辺りには、先程の警察や機動隊の霊が漂っているから。それを召喚してください……」
〈ツンツン……。サワサワ……〉
何かね、
「うん、解ったよ、フレイヤ、ありがとう~、やってみるよ~」
俺こんな感じで、高らかな声で述べた──ついでに、
〈ツンツン〉
〈くぅ~りくりったら、くぅ~りくり……〉
「あん、あん、あん……。いいえいいえ、あ・な・た……ッ、ん、あん、いい、いい……」
まあ、こんな感じでカミさん。嬌声を漏らしちゃったけれど。
〈ワシワシ……〉
〈グワッシ──〉
俺はね、再度気合を入れて、
「よ~し! 骨だー! 骨だねー! う~ん、う~ん……。骨をイメージしてみるよー!」
「あっ、あん、あぁ、ああああああああああああああああああ~~~ん‼ あなた~、素敵……」
「ふぅ……」
俺は、少しばかり召喚と『ニギニギ』に力が入ったのかも知れないと思った?
だって家《うち》カミさん、大変に大きな嬌声を出して、俺にそのまましな垂れ掛かってきたよ。
とてもさ、火照った体で、その後は俺にアマアマしてきた。だから奥様の頭をヨシヨシと、撫でてあげたのだ。
う~ん、でもね、このまま二人で、アマアマばかりしてる訳にもいかないよ。
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