ロウデシア

ゲーム🎮フリーク  

第1話闇の力

この世界は古より榮えたロウデシアと呼ばれた大陸がある。

神の創造によって造られたこの世界は、繁栄

と共に争いも絶えず、それを危惧した

神々がそれぞれにエレメントを授けた。

エレメントはそれぞれ五大元素と云われる

風、火、水、大地、と光、闇、といった

ものや、人々もそれぞれ(神々)に見出だされ

秩序を保とうとしていた。

そのロウデシアの中でもセロリアという、

王国があった。

豊かな国で、いわゆる富国強兵を代々提唱

しており、その中で人々も暮らしていた。

そんな折、この国の王であるファランドは

何か不穏なものを感じていた。

『闇の者が復活したか。』王はつぶやいた。

すると王は家臣のソニアに

『ロウレンを呼べ』と命じた。

ロウレンとはこの国の王子でセロリアの

将来を担う存在である。

『今は中庭で親衛隊と共に訓練中の

ようです。』とソニアが答えた。

そして『直ぐにお呼び致します』と答え、

ロオレンを呼びにいった。

しばらくするとロウレンが従者のカリルと

エレラと共に現れた。

『ファランド王お呼びの用とは?』と言い

ながら何か察しているようだ。

『どうやら言いたい事は解っているようだが

何か良い案は無いか?』と答えた。

するとロウレンは『よい案かどうかは分かり

ませんが』と答えるとファランドは

少し笑みを浮かべながら『そうかなら好き

にするが良い。』と言いロウレンを見る。

『解りました、では早速。』と言うと

従者のカリルとエレラに『サリアスとエトカ

を読んでもらえないか。』と言い

二人は『では急ぎ連れてきます。』と言い

中庭へ向かっていった。

すると王は『サリアスとエトカと言ったが

どんな者なんだ?』と言い、

王子は『まだ若いですが将来が楽しみな

二人です。』と答えた。

すると王は『お前がそう言うなら一度会ってみよう。』と答え、しばらくの間、待つ事

にした。

しばらくしてカリルとエレラが現れた。

『二人を連れて来ました。』と言い、

『さあ、入って。』と、二人を呼びこんだ。

少し緊張した様子で二人がファランド王に

謁見する。

『お久しぶりです、ファランド王お呼びに

お預かり光栄に存じます。』とどちらと

伴なく話し初めて周囲の空気が少し和んだ。

そしてファランド王は『そなた達であったか

久しぶりであったな。』と声を掛けた。

『覚えていただいていて感謝します。私の

名はサリアスといいます。』と答えた。

そして『同じく、私の名はエトカといいます。』と答えた。

するとファランドは『あとはロウレンの方

から話が有るそうだからちゃんと聞くように

後は宜しくな。』と言って玉座を立ち、

二人に近付き『宜しくたのんだぞ』と言い

又玉座に戻っていった。

少しすました表情で、ロウレンは『じゃあ

早速旅の準備をしてもらおうか。』と言い

少し笑みを浮かべ『旅の準備はそこを出た

ところから右に行けば分かるから。』と言い

『分かりました。』と言ったものの、

分けの解らないまま旅に出る事になる?


つづく

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