設定の面白さに惹かれ、読み進む内に我を忘れてページをめくりました。まるでジェットコースターの様に乱舞する状況の変化、練り込まれた筋書き、血が通っていて魅力的なキャラクター作り。そして感動のラストシーン。是非読んでみて下さい!作者様の構成力の高さに脱帽です。
この作品は最後まで読まないと、本当に良さはわかりませんです。 自分は本来は異世界ファンタジー系しか読まなかったんですが、この作品に出会えて、また一つ世界が広がった様に思えます。 そもそもこんなにも、文章を読んで世界観に引きずり込まれた作品はこれが初めてです。(いつも途中か終わりの四、五話で読むのを辞めてしまいますから) だから読んでない読者様は一度、目を通してみて下さい。
時を超えた先に待っていた事件と衝撃の数々。登場人物はいずれも自我が強く、ぶつかりあう様には衝撃が走ります。話の途中で主人公は巨万の富を得ますが、その豪遊っぷりにも圧巻。正直ここまでやるのか、と驚きました。まだまだ先が読めず、結末が気になる作品です。