軽くなった空気

今日はふと空気が軽く感じた


ずっと重くまとわりつくような

嫌な空気だったのに

重さが消えて

体が軽くなったような気がした


もうすぐだよ

もうすぐ


私たちは何かを脱ぎ捨てて

身軽になっていく


重い雲が風に消されて

青い空が広がっていく


重かった空気は

あの青い空に吸い込まれて

宇宙の果てに消えていったのかな


軽くなった空気が

私の足取りを軽くして

スキップしたい気持ちになった


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る