第4話 22:30 月曜日の地震 part2
そこからさらに30分が経ち、10:30。
やっと私達の降りる番がやってきました。
降りる所には、梯子みたいなのがかかっていました。
え、これ降りるの?ってききたくなるような、運動神経の悪い私からしたら梯子とは呼べないようなありえないくらい細い梯子です。
そっと降りて一息つく、間も無く係員に「あちらへお進みください。」と言われ、人生初めて線路を歩きました。
砂利(?)がめっちゃ歩きにくかったです。
ぶつぶつと文句を言うこと数分。
踏切にたどり着いた私達乗客はそこから先はお好きなようにとでもいうように放っておかれました。
目の前には初めてみた、普通電車しか止まらないa駅。
私達はけっこう遠いところから学校へ通っているので、そのあたりの地理はまったく知りません。
とりあえず、その辺りにいた人々と共にa駅難民となったのでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます