第4話 22:30 月曜日の地震 part2

そこからさらに30分が経ち、10:30。

やっと私達の降りる番がやってきました。


降りる所には、梯子みたいなのがかかっていました。

え、これ降りるの?ってききたくなるような、運動神経の悪い私からしたら梯子とは呼べないようなありえないくらい細い梯子です。

そっと降りて一息つく、間も無く係員に「あちらへお進みください。」と言われ、人生初めて線路を歩きました。

砂利(?)がめっちゃ歩きにくかったです。

ぶつぶつと文句を言うこと数分。

踏切にたどり着いた私達乗客はそこから先はお好きなようにとでもいうように放っておかれました。

目の前には初めてみた、普通電車しか止まらないa駅。

私達はけっこう遠いところから学校へ通っているので、そのあたりの地理はまったく知りません。

とりあえず、その辺りにいた人々と共にa駅難民となったのでした。

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