決して剥がれぬ微笑の仮面2
「ま、とにかくあんたはあたし達が戻ってくるまでずっとここにいて。あ、ちょっと寝たふりしてくれる?」
「え、あ、うん」
言われた通り瞼を閉じた。ずっとここで待っているのなら、待っている間本当に眠っていてもいいような気がしてくる。
けれどもすぐに不安に駆られ、シャッター音を聞いた直後、蘇芳ちゃんに詰め寄ろうとして危なく椅子ごと倒れるところだった。
「あっ、あの、もし待っている間に人兎が来たら、どうすれば……!」
「んー、頑張って逃げて。付いてこられて呉羽紫苑に見つかったら意味ないし」
逃げてと言われても、私は体力がないし運動も苦手だ。本当に困った。
写真を撮ったからもういいのか、蘇芳ちゃんはロープを解いてくれる。そのロープとスクールバッグを置いたまま、彼女と甲斐崎さんは体育館を出ようと歩き出した。少しでも不安を和らげたくて、確認するように二人を引き止める。
「こ、ここで待っていればいいんだよね?」
「そ。あー……何かあったらこの番号に電話しなさい。じゃ」
蘇芳ちゃんは小さな手帳のようなものを投げ捨てて甲斐崎さんと行ってしまった。私はその手帳を拾い上げる。
生徒手帳だった。開くと、そこには彼女の名前と住所、電話番号とメールアドレスが書かれている。
メモのようなものが挟まっていたのでそれを開くと、甲斐崎さんの連絡先が書かれていた。
人兎が来た時に連絡をしたら、助けに戻ってきてくれるのかもしれない。そんな淡い期待と一緒に、小さな生徒手帳をそっと抱いた。
◆
今日も変わらず、人兎を狩る。
人兎は沢山いるらしいが、会わない日もたまにある。しかし日によっては、二体と同時に対峙することもあった。奴らは気まぐれで、どこを歩いているのか不明だ。ただ、近くにいれば確実に姿を現す。人間の匂いは奴らを引き寄せる。
とりあえず弓張駅に向かおうと思って歩道を歩いていると、建物の影から現れた者と衝突してしまった。
「っすみませ……」
反射的に謝ろうとして、すぐさま相手と距離を取る。
寝ぼけたような真似をした自分を叱咤するべく、手の平に爪を突き立てた。この世界で、一般人と衝突することなんてありえない。ここで出会うほとんどの者が敵だ。常に戦闘に入れるようにしておかなくてどうする。
黒いスーツを身に纏った兎は、手に握っていた黒い塊を僕に向けた。
「〈折れろ〉」
苦笑して、その手を捻じ曲げるように折る。触れていないのに、折れていく感覚はありありと伝わってきた。
人兎の武器は統一されていない。ナイフや包丁、裁ち鋏、剣、ノコギリなど。まさか拳銃まで持っているとは思っていなかった。
鼓膜を震わせた発砲音に、心臓を跳ね上がらせる。
片手を折ったことで安心してしまっていた。もう片方の手にも、拳銃は握られていたのだ。無意識に顔を傾けたタイミングで銃弾が通り過ぎて行き、頬に一瞬の痛みが走る。危なく頭を撃ち抜かれるところだった。
早鐘を打つ心臓から意識を逸らして、僕は目の前の敵だけに集中する。
「〈歪め〉」
人兎を押し潰す場面を想像する。実際、生き物はどう潰れるのだろうか――その結果はすぐさま目の前で見せられた。
見えない何かに掴まれているようだった。人兎の体がどんどん窮屈そうに縮こまっていく。それを潰すような感覚で、なんとなく人兎に向けて伸ばしていた手の平を握り締めてみた。当然だが、手の平が潰すのは空気だけだ。
その手の向こう側で――人兎は弾けた。
道路には、真っ赤な血と肉塊だけが残っている。拳銃は、人兎の命につられるように消えていく。
ぶちまけられた臓器と、僅かに原型を留めて転がっている芋虫みたいな指から目を逸らした。逸らさなければ、おかしくなりそうだった。
何も見ていない。何もしていない。何も無かったんだ。そう思い込もうとして、平然と歩き出す。一歩踏み出した直後、膝から崩れ落ちた。
力が抜けていた。いや、足が、震えていた。
「くそ……っ」
人殺し――という言葉が頭に浮かんで来て己を責め立てようとしたが、即座に否定する。あれは人じゃない。どうせ存在しないと言っても間違いではないモノだ。殺されるために生み出された、機械みたいなもの。
だというのに、本物だと思ってしまうほど精巧に造られていて、製作者に苛立ちを覚える。それと同時に、自分に呆れた。
人兎は血を流す。押し潰せばこうなることくらい予想出来ただろう。あの武器と同じように死体が消えてくれるとでも思ったのか。
奴らの武器は、能力者に利用されないためにかすぐに消えてしまう。だが奴らの死体は、次の日になるまでその場に残る。
殺すことには慣れたつもりでいた。けれど甘かった。普段は傍にあるもので刺殺することが多いから、これほどの血を見たのは初めてだ。人の臓器を目の当たりにしたのも当然初めてだった。
残酷な音が耳に残ったまま離れない。余韻が聞こえているわけではない。こびりついてしまっているだけ。
この方法は人間相手にあまり使えなさそうだった。加減が出来なければ確実に殺してしまう。風船が割れるような光景を見慣れてしまえば、人兎を楽に殺せる術になるはずだ。
命を奪う行為に慣れてきている自分が、怖い。そんな思いからこの世界を出ようとしているのに、出るためには慣れなければいけない。もし仮に『ウサギ』を見つけて殺すことが出来たとして、僕は普通に生きていけるのだろうか。
過るのは、不安だ。こちら側の世界にいる時間さえ僕の日常になっている。その日常が変わった時、僕が普通でいられるのか分からない。
けど、学校や外で能力を使ったことはないから、きっと大丈夫だろう。むしろ使う機会が無くなって、能力のことすら忘れて、本当に普通に過ごせるような気がする。
それはただ、そうであって欲しいと望んでいるだけかもしれないが。
ようやく震えが収まった足に力を込めて立ち上がった。建物のガラスにうっすら映る自分と目が合う。酷い顔だ。馬鹿にするように笑ってから、歩き出す。
人兎を殺したって罪にならない。そもそもあれは化け物だ。殺さなければならない生き物なのだ。
大丈夫。殺せる。そうだろう? 余裕だってことを証明する時の顔はどうするんだっけ?
「……っはは」
笑えばいい。僕は無理なんかしてないんだって、思い込めばいい。
人を騙すにはまず自分からだ。自分を騙して、自分はこういう人間なのだと思い込んで、完璧に繕う。他人に気付かれないくらい、綺麗に笑えばいい。
駅が見える所まで歩いて来て、浅葱と行った店も見えるだろうかと目を凝らした。駅の近くだから街灯が多く、見つけることは可能だった。しかし見つけたからといって、特にどうもしない。
余裕があれば三日市も回ってくれと言われていたため、駅を通り抜けて先へ進む。
相変わらず、静寂の中だと靴の音が大きく響く。その音程が少し違えば、メトロノームみたいだったかもしれない。
そんな下らないことを考えていると、駅前で街灯に照らされた人兎が立っていた。人兎は包丁を僕に向けて構える。
それが銀色に煌いたのは、街灯によるものかそれとも月光によるものか。後者だったなら少しはロマンチックかもしれないが、月の光は淡い。確実に前者だ。
「〈曲がれ〉」
何度聞いても聞き慣れない不快な音とともに、その包丁を持つ手がありえない方向に折れ曲がる。金属音を奏でて、包丁は地へ落ちた。
先程の人兎のように左右から押し潰そうかと思ったが、未だ耳にこびりついているあの音のせいで心が揺らぐ。そんな躊躇いは隙を生み、人兎が僕の目前に迫る時間を作った。
痛覚など持ち合わせていないのか、奴は痛がる素振りすら見せなかった。兎ではなく人のものであるその手は、機械に似たどこか固い動きで僕の首を掴んだ。
「っ〈曲がれ〉」
その腕を見下ろして、折り曲げる。しかし、折られているにもかかわらず手は首を掴んだまま。自分で自分の首を絞めるということをこんな時に実践しなくていい。僕の首を捻る勢いで曲がっていく人兎の手をなんとか引き剥がし、奴から距離を取った。
周囲を見渡して、何か武器になるものはないか探す。首を折ってしまえばすぐに終わらせられる戦いだけれど、僕はそれをしたことが一度しかない。
トラウマ、というやつだろうか。初めて殺した人兎は、そう殺した。当時の僕には吐き気が堪えられないほどの光景だった。どのようなものだったか今では鮮明に思い出せないが、もう一度あれをしたいとは思わない。
両腕という武器が使い物にならなくなった人兎は、それでもこちらに向かって歩いてくる。奴を待ち受けながら、今度は上から押し潰してみようかと考えた。
「〈潰れろ〉」
声を発しているが、正直これは自分が何をするか再確認しているだけだ。何も言わずに能力を使っても構わない。何度かそうしたものの、曲げることに時間がかかったりしたため、声を出した方が良いと自分では思っている。
ついでになんとなく手を付けてみる時もあるが、イメージを固めている感覚に近いかもしれない。
『ウサギ』は想像したことを創造する能力者だけれど、『想像する』という点に関しては、僕や他の能力者も同じだと思う。
押し潰すイメージ。折り曲げるイメージ。それを固めないと、僕の能力はうまく使えないみたいだ。
〈潰れろ〉と告げられた人兎は、足を前に進めようとした状態で震えながら立ち止まっている。
人兎の上空の空気だけが、重くなっているようだった。奴の足が着いている地面は、僅かに亀裂が入っていた。
人兎は恐らく人間と同じ造りをしている。今使っている力の大きさであれば人間も命を落とすことはないから、足止めに使えそうだった。
もう少しかかる力を大きくすればきっと、先刻の人兎のように潰れるのではないだろうか。
力を更に加えようとして、僕は瞼を閉じた。けれどすぐに目を開く。見つめなければ慣れられるものも慣れることが出来ない。見ていなければ能力は使えない。何より、自分の行いから目を逸らすわけには、いかなかった。
「――〈歪め〉」
僕は人兎の最後を、目と脳裏に焼き付けることにした。
ゆっくり力を加えると残虐な光景さえもスローモーションになる気がして、一気に潰す。大きな水風船が弾けたみたいだった。
もしあれが水風船なら、中に入っていたのはきっと赤く染められた水だ。血に見せかけた、偽物。
死体をじっと見つめて、僕は微笑んだ。
そうだこれでいい。ここでの僕は、異常でいい。頭がおかしくていい。そう思い込むようにして冷静さを保とうとした。瞬きをした刹那、どうしてか瞼の裏に彼女の笑顔が浮かんだ。
もしこの姿を浅葱が見たら、どう思うのだろう。僕がおかしな力で化け物を殺していることを知ったら、離れていってしまいそうだ。
人なんて、そんなものだと思う。
それよりも僕は、ことあるごとに頭に浮かぶ、彼女の顔に苛立っていた。こちら側で彼女の存在はどうでもいいのに、何故か彼女のことを考えてしまうのだ。
駅を通り過ぎて、誰もいない道を一人進む。隣に浅葱がいたらきっと下らない話を振ってくるに違いない。不意に、何故か口元が綻んだ。
それが気のせいだと思いたくて、唇を噛み締め拳を握り締める。
僕は、彼女にここにいて欲しいと思っているみたいだ。馬鹿馬鹿しい。そう思うと口からは乾いた笑いが飛び出した。静寂の中でそれは大きく反響して、まるで他人の嘲笑のように僕を突き刺す。
いなくていい。彼女は、こんな所にいない方がいい。彼女のことなんて、こんな血に塗れた場所にいる僕が考えてはいけない。
春に咲く花のような少女の姿を頭の中から掻き消し、空を仰いだ。
こちら側の月はいつだって満月だ。そのせいで、僕は満月以外あまり見たことが無い。見るとしたら朝方や夕方にたまに浮かんでいる月くらいだった。
月には兎が住んでいるなんて話をよく聞くが、もしそう思っている人々がここの月を見上げたらどんな感想を抱くだろう。
街並みはこんなに綺麗に再現されているのに、夜空にかかる満月は作り物のようだった。画用紙に満月を描いて切って、空に貼り付けたみたいな偽物の月。
そんな月に、当然兎は描かれていなかった。色鉛筆を何色も使って濃淡が描かれているものの、兎に見える部分は一切無い。
それが本物の月と同じ光を発しているから、本当におかしなものだと思う。『ウサギ』は月が嫌いだったのだろうか。もしかすると、描いた月の方に思い入れがあるのかもしれない。
この世界が造られたものだと、頭上の月が告げていた。注意してみなければ、ただの満月に見える。退屈しのぎにじっと見つめれば、それが別のものなのだと気付く。
東雲もこのことを知っているか気になって、歩きながら携帯電話を開いた。メールを送ってはみたが、そんな下らないことでメールをするなと返されそうだ。
もしそう返されたら、自分のメールを振り返ってみろと返してやればいい。それは彼の口を噤ませる魔法の言葉になる。
突然、不自然な風が僕の肌を撫でた。
鳥が羽ばたいた時のような音がしてすぐ、目の前に一人の少女が降り立っていた。一体どうやって飛んできたのか聞きたくもあったが、聞くまでもなく分かる。彼女の、二つに結われた髪が不自然に動いていた。
ツインテール、という名称だっただろうか。やけに長いその髪がようやく自然な状態になると、少女が小さく口を開いた。
「あんたが、『ウサギ』?」
制服と身長からして中学生くらいと見受けられる。片耳にイヤホンが嵌められているのを見て、僕は彼女の質問に答えずしばし思案する。
音楽を聴いている、というわけではないだろう。とすれば、協力者と連絡を取っているのかもしれない。その考えに至ると、彼女を視界の端に入れつつ周囲に目をやった。
顔を僅かに動かしたら、それを許さないと言わんばかりの勢いで彼女の髪が眼球に迫る。
「聞いてんの? あたしの質問に答えなさい」
「昨日も変な奴に同じ質問をされたけどさ、愚問だよね、それ。違うと言ったところで信じる気はないんだろ?」
「しらばっくれる気? 『ウサギ』が高校生だってのは分かってんのよ」
「高校生がこの世界に僕だけだと?」
と言ったものの、本当に僕だけだったとしたらこれ以上言うことはない。
それにしても、興味深い情報が手に入った。信じるわけではないが、『ウサギ』は高校生なのか。これが本当なら、人兎の中に『ウサギ』は混ざっていないことになる。
「あたしはもうこの世界にいる奴らを見たことがあるわ。あんたを見るのは今日が初めてじゃない。いつも弓張駅あたりをうろうろしてるわよね。あんた高校生だし、なにより『ウサギ』っぽい」
「ぽい、で人を勝手に『ウサギ』扱いしないでくれる?」
彼女を説得して協力者に出来れば、良い情報が多く得られそうだ。僕の顔には自然と笑みが浮かぶ。それを見てか、彼女の表情は歪んだ。納得がいかないと言いたげな面貌だった。
「あんた、本当に『ウサギ』じゃないわけ? この世界で高校生はあんたとあたしの協力者ともう一人。もう一人は自分の能力すら知らない女よ? あんたしかいないじゃない」
「まず教えて欲しいんだけど、『ウサギ』が高校生だってどうして分かる?」
『ウサギ』について分かるのはそうぞうの能力者だということだけだ。一体どこから『ウサギ』が高校生だと言う情報が流れているのだろう。彼女の話を信じるなら高校生は三人。そのうちの誰かを陥れようとした者がいてもおかしくはない。
『ウサギ』本人が、自分を疑いの目から避けるために適当な情報を与えた、という可能性も考えられた。
「あんたポーカーフェイスとかそういうの得意でしょ」
長い沈黙の後の開口は、僕の眉を顰めさせた。答えるつもりはないということと、僕が『ウサギ』であることを信じて疑わないことを告げられた気分だ。
自分よりも年上の言葉なら信じてしまうのか、それとも、その情報を持っている相手に彼女が惚れていて、信じざるを得ないのか。それ以外にも理由は色々と考えられるが、情報源となる人間の人物像を思い浮かべられる理由はそれくらいだ。
黙ったまま考えて込んでいると、なぜか彼女は片足を上げて道路を思い切り踏みつけた。
「信憑性が! あったからよ!」
突然声を荒げられても、何にむきになっているのか理解が追いつかない。彼女の発言と結びつくものを見つけるのに、しばしの時間を要する。
「ああ、『ウサギ』が高校生だという情報に、ってことか。君さ、話の繋げ方おかしいから国語を勉強するか本を読んだ方がいいんじゃない?」
多分、違う。そういうことじゃない。
…………。
――切り替えるべき、か。
「うるさい! あんた、いい加減にしないと彼女ぶっ殺すわよ!?」
「は?」
かのじょ。それが誰を指しているのか分からず疑問符を投げた。僕の協力者は東雲だけだ。まさか東雲が女だったなんていう展開は絶対にあり得ない。もしそうだったらあいつがそうぞうの能力者ではないかと疑うくらいだ。
首を傾げて少女を見つめる。
「誰のこと、それ」
「はあ!?」
それにしても、うるさい。東雲といい、なぜこうも他人の鼓膜を破る気満々で声を発するのだろう。もう少し声のボリュームを考えた方がいい。
それを訴えるように細めた瞳を向けたら、彼女は瞠目していた。
「か、彼女じゃないっての!? 同じ制服で、しかも携帯に写真が入ってたのに!?」
「……」
思い当たる人物は、一人だ。
宮下浅葱。
思い当たってすぐに、僕は目の前の少女を嘲笑った。いや、浅葱を思い浮かべた自分自身を、と言った方が正しく思える。
「誤解じゃないかな? 他人の空似だよ」
「他人の空似って、あんたが凡人顔だったらそうかもって思ったけど、その顔で空似はないでしょ」
「世界には似た顔の人が三人いるって言うよね。知らないの?」
「だとしてもよ! あれはあんたでしょ? 知らないなんて言わせないわよ? この女のこと!」
イヤホンが繋がった先はやはり携帯電話だった。突き付けられる画面には一枚の写真が映っている。
その人物は、否定しようが無いくらいに浅葱その人だった。
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