偽物の月は僕達だけに光を見せていた

藍染三月

第一章

あの月にウサギはいない1

 短針の音は、空気へと溶け込んでどこかへと消えて行く。音が目に見えたなら、それはスプーンから落ちた砂糖が水に溶ける光景と似ていただろうか。

 時計の針が十二時を指した真夜中、世界は僕以外の人がいなくなってしまったのではないか、と錯覚するほどの静けさに包まれた。

 この時間はいつも寝ていたため、普段はどうなのか知らないが、やけに静かで、いやに孤独さを感じた。おかげで元々薄かった眠気が更に醒めていく。

 僕はまだ孤独なんてものに慣れていなかったから、少し怖くなって自分の部屋を飛び出した。

 兄の部屋にも父の部屋にも誰もいない。家の外に出て行けど、通る人も走る車もない。

 広い世界に一人ぼっちになったような、ひどい孤独感に押し潰されそうだった幼い僕は、静かな世界に反響した革靴の音に小さな肩を跳ね上がらせた。

 良かった、一人になったわけじゃなかったんだ。この時の僕は、確かそんな風に目を輝かせていたと思う。

 振り返って目にしたのは、人ではなかったけれど。


     *


 陽光を遮る雲は一つとして流れていない。様々な青でグラデーションを描く空を見晴らすと、眩しい光が明度を弱めることなく目の奥まで刺してきた。痛いくらいの明るさに目を細める。自己主張の激しい太陽の光は、寝起きの瞳に優しくない。

 電車の窓枠が揺れて風景も乱れた。駅のホームが青空を隠す。僕は視点を手元に下ろし、肩にかけた鞄の位置を少しだけずらした。

 ブレザーのポケットからミュージックプレイヤーを取り出すと、それに繋がったイヤホンを耳にはめた。曲名も知らないクラシックが耳に流れ込んでくる。曲を聴いているのは気を紛らわせるためだけで、それゆえ曲名なんてものはどうでもよかった。

 心地良いメロディーに気を取られているうちに、電車が目的地に止まる。三人ほど降りていった後ろ姿に続いて、僕も下車した。

 欠伸を噛み殺しながら階段に向かうと、細めた視界が大きく揺れる。思わず瞠目した先で、栗色の髪の毛が踊っていた。階段から下りてきた人とぶつかった僕は、不規則な靴音を奏でてよろめくこととなった。

 こちらが謝る前に深々と頭を下げたのは、僕と同じ学校の制服に身を包んだ女子生徒だ。


「ご、ごめんなさい!」

「いや、僕の前方不注意が原因だから気にしないで」


 肩にかかる長さのくせ毛をハーフアップにした彼女は、それでももう一度謝罪の言葉を繰り返した。なんとなく小動物みたいだなと思いつつ、彼女のブレザーの校章に目をやる。

 校章は三日月をモチーフにしたものだ。その月の色が、学年の色になっている。彼女の胸元の赤い月を見て、一年生だということに気が付いた。

 今はもう九月だから、流石に学校への行き方が分からないということはないはずだ。謝り続ける彼女が、なぜ改札の方から階段を下りて戻ってきたのか不思議だった。

 僕はイヤホンを外してポケットの中に突っ込む。先程までよりも鮮明に、彼女の声が耳を通り抜けた。


「本当にすみませんでした……っ」

「謝罪はもういいよ。君、家に忘れ物でもしたの?」

「は、はい。定期券を忘れてしまって。まだ間に合うかなと思って、取りに戻るんです」

「……そう」


 確かに、時間はまだある。彼女の家がどの辺りにあるかは知らないが、僕の家なら間に合う時間だ。

 聞いておいて素っ気なかったかもしれないなと今更思ったけれど、他に何を言えばいいか分からなかった。そもそも普段から人と話さない僕の口から質問が飛び出すなんて、予想外だった。気にはなったものの、聞くつもりはなかったというのに、気付けば問いかけてしまっていたのだ。

 何故なのか、という疑問が湧いて出る。どこか頽れてしまいそうな雰囲気に何かを気取ったのかもしれない。余計な考えを沈淪させてから軽く会釈をし、彼女の横を通り過ぎた。


《間もなく、二番線に電車が参ります》


 ――いや、待て。定期券を忘れた?

 今し方彼女が言った言葉を聞いて、どうしてすぐにおかしいと思わなかったのだろう。恐らく彼女は、改札を通らずに戻ってきたことを嘘で誤魔化したのだ。定期券か切符、乗車カードがなければ、電車に乗ってここまで来ることが出来ない。

 今更それに気が付き、嫌な予感が僕の足を引き止める。上下させた瞼の裏に一瞬だけ、慄然としてしまうような赤い静止画が映された気がした。それはテレビで見た光景かもしれないのに、どういうわけか現実感を伴っていて、拍動を早める。


《黄色い線の内側まで、お下がりください》


 数段上った階段から、突き飛ばされるように駆け下りた。上ってくる人達を掻き分け、あの一年生の後ろ姿を捉えると、迷うことなく彼女へ近付いていく。

 彼女の足が、震えたまま小さく一歩前に出た。革靴は黄色い点字ブロックを踏みつける。更に、前へ。怯えながらもそれ以上先へ進みたいと望むことが、僕には理解出来なかった。

 通勤時間で人が増えてきたというのに、誰一人として線を越えようとしている彼女に気付かない。誰も彼女を、止めようとしない。

 電車が迫る音が聞こえてきた。人と人の間を縫って駆ける。靴底が点字ブロックを叩いて、軋む車輪の音が甲高く響いたような気がした。僕は――ホームの端に立つ少女の腕を、思い切り引いた。

 気が抜けていたのか、彼女の体が僕の方へ倒れ込む。互いに違う意味での「え?」という疑問符をほぼ同時に発していた。


「っ……!」


 なんとか彼女を抱きとめて、二人一緒に公衆の面前で転倒するという事態は避けることが出来た。人目を憚らずに抱き合うという事態も如何なものかと思うが、これは仕方がないことだ。

 耳のそばを勁風けいふうが走り抜け、電車は何にも衝突することなく停車していた。


「黄色い線の内側まで下がれ、とかいうアナウンスを聞いていなかったのかな……君は」


 電車の扉が開いて乗客が降りて来たのを後目に、呆れと安堵が混ざった溜息を落とすと、彼女から少し距離をとる。セクハラとか言われる前に離れるのが賢明だろう。もちろん、やましいことは何もしていない。

 僕をぽかんと見つめる彼女の丸い目が、心情を表すかのように揺れていた。かと思えば、突然水滴が落ちる。

 それが涙だと分かったのは、彼女が顔を歪ませ、手の甲で目元を拭い始めてからだ。堪えたような悲鳴を上げて泣き出した彼女と僕に、周囲の人の視線が集まる。


「ちょっ……」


 突然のことに狼狽して、黒目を泳がせた。通行人の数だけ視線が飛んで来ている、と言えば大袈裟かもしれないが、それくらい注目されていた。目立つのはあまり好きではないから思わず舌打ちをしかけるも、なんとか堪える。泣き止む様子のない彼女をどうすればいいか分からず、暫し立ち尽くす。

 このまま視線を浴び続けるのは嫌だったため、彼女の手を半ば強引に引っ張るほかなかった。


「付いて来て」


 階段を上がって改札を抜けると、駅前にある二十四時間営業のファストフード店を目指した。やはり泣いてはいるものの、彼女は僕の手を振り払わず、大人しく付いて来ている。

 駅を出てすぐに、店の中へ入り込んだ。空いている席に彼女を座らせてから、僕はカウンターで水をもらってきた。

 水の入った紙コップをそっと彼女の前に置いて、彼女と向き合う形で座ることとなる。

 ここで彼女と別れて学校に向かうわけには行かないけれど、時間が気になり腕時計へ目を落とした。この時ばかりは、僕を早起きさせている兄の目覚まし時計にお礼を言いたいと思った。おかげで、もう少しゆっくりしていても問題ない時間だ。


「わたし……」


 小さな声が聞こえてから、ここに入って以来互いに無言を貫いていたことに気が付く。彼女は泣いていたし、僕は何も問わなかったから会話は一切なかった。

 目を擦っていた彼女は、鞄からティッシュを取り出して鼻をかむ。少しは落ち着いたのか、もう涙は流れていないようだった。


「私、一年の、宮下みやのした浅葱あさぎっていいます。あの、一年生ですか?」

「二年」

「えっ、あ、ごめんなさい……」


 別に怒ってはいないのに、彼女の声は怯えたように震えて尻すぼみに消えていく。

 他人と話すことなんて滅多にないから、彼女を怖がらせずに済む方法を知らない。大体、不良みたいな外見をしているわけではないのだから、そんなに怯えなくてもいいと思う。


「あ、の……お名前は?」

「え?」


 たどたどしく聞いてくる彼女に反射的に返すと、どうやらまた怖がらせてしまったようだ。俯いていく顔に申し訳ない気持ちが湧いてくる。傷付けるつもりは全くないのだけれど、今まで人との関わりを避けてきたせいで、他人を遠ざける術が無意識の内に身に付いてしまっているのだろう。

 彼女が回答を待っていることにはっとして、出来る限り柔らかい声遣いを意識してみた。


呉羽くれは紫苑しおん

「くれは、しおん先輩……」


 小さく頷いて、僕はまだ口を付けていない紙コップを持ち上げた。それほど喉は渇いていないが、沈黙を紛らわせるように水を一口流し込む。


「先輩って、綺麗、ですね」

「っ!? げほっ、ごほっ……」


 卑劣なタイミングで動揺を誘われ、水が上手く喉を通ってくれなかった。咳を治めるために深呼吸をして、最後に大きく息を吐き出す。


「そういう戯言はわざわざ言わないでくれるかな」

「ご、ごめんなさい。でもお世辞とか、冗談ではない、です」

「……ああ、そう」


 ほとんど俯いている彼女は、引っ込み思案なタイプなのだろうか。ただ単に僕と目を合わせたくない、という可能性もあるため、悩むように頬杖を付いた。

 自分では、臆されるほど怖い顔立ちをしているとは思わない。髪は染めていないし、制服をそこまで着崩してもいない。校則では禁止とされているピアスを付けてはいるが、それだけでここまで気後れしないだろう。異性が苦手、などの理由も考えてはみたものの、やはり彼女には、内気という言葉がぴったり合うような気がした。

 特に話題もなく再びしんとなる。退屈しのぎに窓の外を眺めていると、不意に視線を感じた。それにつられてまなこを動かす。

 彼女と目が合った――と思った。それが錯覚だったと思うくらい素早く、彼女の顔が斜め下を向く。あからさまに避けられては、苦笑を浮かべるしかない。片方だけつり上がった口端をなんとか自然なものに直して、問いを投げてみた。


「何か話したいことでもある? なければ僕はもう行こうかと思うんだけど」

「い、いえっ」


 その返事を聞いてすぐ、空になった紙コップを手に取り立ち上がる。ゴミ箱にそれを捨てて、まだ座っている彼女をそのままに店を出ようと思ったが、気が変わったため振り返った。


「やっぱり、一緒に行こうか」

「えっ……!?」


 それほど予想外の言葉だったのか、彼女は目をまん丸にしている。慌てたように席を立ち、荷物を纏め始める彼女。その動作は小動物じみていて、僕の表情を緩めさせた。


「先に出て待っているよ」


 小さく笑ってそう言うと、僕は店を出た。邪魔にならない所に立ち、彼女が出てくるのを待つ。

 彼女一人を置いて行くことに、やはり抵抗があった。一度自殺を止めたからといって、彼女がもう一度電車に飛び込もうとしないわけではない。この後勝手に死なれるのは僕にとって後味が悪かった。

 彼女の事情に深く踏み入ってはいけないと思っていたが、事情を聞いて、自殺しようなどという思考を変えてもらった方が良い。勿論これは正義感でも人助けでもなく、ただの自己満足に過ぎない。

 ただ、懸念すべき点が一つある。僕は人の悩みを聞いたことも、悩んでいる人にアドバイスをしたこともない上、言葉を選ぶのが苦手だ。だから彼女の思いを変えられる自信はなく、むしろ傷付けるようなことを言ってしまう可能性があった。

 けれど、とりあえずやってみるしかない。


「……なんか、僕らしくないな」


 心の声が、つい口に出てしまった。視点を持ち上げ左右に動かすと、同じ学校の生徒が通学していく姿を数メートル先に見かけた。流石に小さな独白は聞かれていなかったようで安堵する。虹彩を右から左に動かして、これから進んで行く通学路を眺望した。普段はしみじみと眺めないその道を、誰かと辿ることになる日が来るとは思ってもみなかった。今日だけは、地面ばかりに視線をやっていられない。

 彼女を気にかけることを忘れないようにしなければ、なんて、本当に僕らしくない思議に、嘲笑を向けたくなった。面倒事も、人と関わることも好きではないというのに、そもそも何故彼女を助けてしまったのだろう。

 駅での自分の行為を思い出すと、正直正義のヒーローか何かに乗り移られていたのではないか、と自分を疑う。いつもの僕なら、違和感に気付いたとしても「どうでもいいか」となりそうなものだ。

 いつも通りの僕でいることが出来なかった原因を探してみるも、あの先に『死』が関わっていたから、ということくらいにしか考えが及ばない。

 誰かの死が、ずっと眼裏にこびり付いているような感覚。夢のように朧気な記憶だというのに、現実のように五感が覚えている。僕は顰め面のまま、耳朶で揺れるピアスに触れていた。


「お待たせしましたっ、紫苑先輩」


 思案の海に浸っていたおかげで、突然名を呼ばれたことに瞠若してしまった。家以外で下の名を呼ばれることが珍しくて、不思議な感覚に陥る。

 彼女をちらりと見てから、僕は足を進め始めた。


「聞きたいことがいくつかあるから、ゆっくり歩こうか。浅葱」

「は……い。よ、呼び捨てですか。しかも下の名前ですか……」


 呼び捨てがそれほど不満だったのか、彼女の眉が寄った。その顔が少し、赤いような気もする。熱でもあるのかと心配になったが、気温の問題とも考えられた。

 まだ制服の移行期間中のため、暑ければ夏服のままでも構わないのだが、彼女が冬服を着ている理由は色々あるのだろう。僕のクラスの女子数人も冬服のほうが可愛いなどと言っていたような覚えがある。


「じゃあ……宮下?」


 文字数的に宮下は長くて嫌だと判断し、浅葱と呼んだのだが、彼女が嫌ならどちらでも構わない。名字で呼び捨てにしてみると、彼女は悩むように顎に手を当てて、しばし唸る。

 どうやら気に食わないようなので、仕方なく僕は別の呼称を案出した。


「宮下浅葱さん」

「どうしてフルネームなんですかっ!?」

「浅葱ちゃん――ああ、これだとそう呼ぶ僕が気持ち悪い」

「も、もう浅葱でいいです! 別に、嫌ではないですから!」


 我侭な幼子みたいで面倒くさいな、とぼんやり考えて彼女を見ていたが、時間が惜しいので歩き出す。


「良かった。それが一番短くて呼びやすいよ、浅葱」

「あっ……長さ?」

「というか、嫌ではないなら早く言って欲しかったな。時間を無駄にした気分だ」


 ゆっくり歩きながら隣に並ぶ浅葱を見ると、ぽかんと口を開けた阿呆面のまま固まっていた。

 それについては何も突っ込まず本題に入ることにする。店の中でのんびり話をしていてもよかったけれど、学校に向かいながら話してしまった方が効率的だ。


「それで、単刀直入に聞くけど。君は何故自殺なんてしようとしたの?」


 僕の問いかけで空気はがらっと変わる。ごくっと、彼女が唾を飲んだ。固まっていた表情は僅かに蒼くなり強張っていた。

 唇が震えているのが見て取れる。僕は彼女に落ち着きを取り戻してもらいたくて、同様に震えている手をさりげなく握ってみた。

 浅葱は双肩を持ち上げて、小型犬のような目で僕を見上げてくる。


「え、手……」

「ああ、気にしないで。深い意味はないから」

「で、でも、恥ずか……っいえ、えっとセクハラというやつで!」

「次ふざけたことを言ったら、君の指一本ずつ折るよ」


 落ち着かせてやりたい、と思った僕が馬鹿だったのかもしれない。いや、だが彼女の言うとおり初対面の人間に触れられるのは不快だろう。少し反省をし、手を離してから彼女を瞥見すると、彼女は真っ青になってひどく怯えていた。

 怖がらせてどうする。これでは本題に入れない。自分に呆れて頭を抱えたくなる。

 だけど出来るかも分からない脅しで、これほど怯える彼女の弱さを見て、僕は渋面を浮かべていた。むかついたから、かもしれない。


「なんでそんなに怯えるんだ? 君がしようとしていたのは、もっと痛くて辛いことなのに」

「そんなこと、ないです。飛び込めば……痛みなんて、一瞬で」

「もし飛び込めなかったら? 例えば足だけ持っていかれるとか、酷い結果が待ち受けていたかもしれない。そして電車を利用する多くの人に迷惑がかかり、君の家族が罰せられるかもしれない。そこから家庭崩壊に繋がる可能性だってある」


 深いところまで考えていなかったのか、浅葱の顔がどんどん俯いていく。

 確か、他人の権利又は法律上守られる利益を故意に侵害した者は損害を賠償する責任を負う、という内容の法律があったような気がする。飛び込み自殺はそれに従い罰せられるとか聞いたことがあるけど、真偽は知らない。

 頭が良いわけでも様々な知識を持っているわけでもないから、僕の言い分は全て想像のものでしかない。

 それでもいくらか、彼女には効果的だったみたいだ。


「そう、ですよね。死ぬなら、家で首を吊るとか手首を切るとかの方が、いいですよね」

「それなら誰にも迷惑がかからないって、本当に思ってる?」

「え?」

「……いや、なんでもないよ。それで、なぜ君は死のうとした? なんとなくだけどいじめられているとは思えないし、家庭環境も良さそうだ」


 実際どうなのかは分からないが、彼女を見て感じたことを述べていた。

 まず、鞄が綺麗である所。その鞄に付いている可愛らしいストラップは、形状から見てペアでするものだと窺える。ストラップは友人か恋人と一緒に買ったのではないか、と推察してみた。

 これで僕の予想が外れていていじめが原因、家庭の事情、だとしたらどうしようか。と、悩んでいたら、ようやく浅葱が切り出した。


「少し前に、親友が……事故で亡くなったんです」

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