第15話 14の続き、コンサート前のお昼寝
2019年になりましたね、越年してしまったー、ティーレマン&シュターツカペレ・ドレスデンのシューマンツィクルス関連の記事。
ま、こんな調子で計画性なく今年も進みそうです。
あの2日間の天国にいるような時間について、どうしても書き残したかったことは、コンサート前の昼寝なんですよ。
これが、とても良かったので。
新幹線に乗ってわざわざ上京するのだから、とあっちこっち行って、肝心なコンサートで寝るようなことは避けなければ、と自分に厳命しておりました。
いつもの旅行は車なので、足で歩き回る機会は少なく、体力的に不安だらけ。
それで、両日とも上野で絵画鑑賞(ルーベンスとフェルメール)する以外には、食事や宿泊先への移動だけにしました。
2日目に上野の森美術館へ行き、その後は杉並のタイ料理店「キーマオキッチン」へ。その近くの名曲喫茶で流れている心地よい音楽に包まれ、眠くて眠くて。まだまだ5時間ぐらいあるので、宿を探していた時に気になったカプセルホテルで仮眠を取ることにしました。
赤坂のナインアワーズです。HPで見たらものすごく素敵な空間です。卵みたい。行ってみたら想像以上。シャワールームもキャビンもきれいだし、SF映画のようです。
荷物は階下のロッカー、スマホにタイマーセットして横になります。タオルなどアメニティは短時間滞在でもついています。
セットにあった部屋着でごろん。出入口を閉めると音は聞こえますが、本当に落ち着きまして、2時間ほどうとうとできました。
熟睡は寝過ごしが怖くてできなかったのですが、それでも体を横たえたことで元気いっぱい気分爽快になりました。演奏会場までの1キロちょっとをスタスタ歩けて、難なく到着。食事は省き、カラヤン広場でお菓子をほおばるだけにしたので、ややお腹すき状態がちょうど良かったです。おかげで、耳を傾けることのみに集中し、3番「ライン」と4番の交響曲を堪能できました。
ずっと行けないだろうなと思っていただけに、実現して本当に幸せです。行きたい気持ちを持ち続けて、本当に良かった。
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