彼岸
眼が覚めると其処は元居た場所とは違うようです
暖かな日差しは無く、ヒンヤリとした風が吹いています
雲の切れ間から時折光が差しますが
どうやら私を照らすものでは無いようです
途端に不安になり南に向かいました
暫く歩いていると川辺に辿り着きました
その川は流れが速く
私一人では渡る事が出来ません
辺りを見渡すと向こう岸に人影が見えました
私は大きな声で叫びましたが
気づいていないようです
私は絶えず叫び続けました
漸く気づき振り向いたその顔には大きな哀しみを湛えていました
堕落 石川桜所 @Ohsho
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
関連小説
齢二十三/石川桜所
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 3話
齢二十二/石川桜所
★0 エッセイ・ノンフィクション 完結済 13話
烏有文集(うゆうぶんしゅう)2024年版最新/そうげん
★8 エッセイ・ノンフィクション 連載中 319話
日々徒然スピ日記最新/にゃべ♪
★112 エッセイ・ノンフィクション 連載中 661話
くまたにっき新作/くまたに
★0 エッセイ・ノンフィクション 連載中 1話
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます