1.…(19)

 私達は、少し遅いお昼ご飯を食べるのに

 ソラマチへ移動した。


 迷ったが、気になっていた事を聞いてみた。


「大竹さん、あの違っていたらごめんなさい」


 ん?と声を出して

 私の方に視線を落とした


「いや、高い所あまり得意じゃないのかな。。なんて」


 頭をガシっと掻いて

 ベンチに座った。


「やっぱ伝わっちゃう?(苦笑)背はデケえのに駄目なんだよな〜。高いの」


 そっか。優しさだったんだ

 一生懸命、隠して合わせてくれてたんだね


 そう考えたら申し訳無さもあるが

 ちょっとキュンとした。


 ご飯で、気晴らしになったらいいな

 何となくそう思った。


「お腹空きません?私は空きました(笑)」


「食いますか何か。もう15時になるし」

 

あちこち探し回るのも効率が悪い

フロアマップから現在地と周辺で腹持ち良さそうなものを探して見る

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