2巻感想 『……やつらは5人いる!』
おっしゃああああああああ! 『彼女を落とせ蜘蛛のように』の今日の分アップし終わったからのうりん2巻の感想を書いてくぜーーーーーーーーー!!!
今回は諸事情で、出だしはこんな感じでいくからご容赦しておいてくれやーー!
か、勘違いしないでよね……べ、別に喧嘩売ってるわけじゃないんだからな!!
……まあ、いい加減疲れるからここまでにしておくわ。
書いてて気づいたんだがこういう文章って疲れる上にツッコミがいないと面白くないな。
あっ……、突っ込みって言ってもそういう意味じゃないから安心してねぇん。
ああでも今回の主人公には物理的に突っ込んでやりたいね……ポッキーを! しかも極太のをな!
「ら、らめえーーーー、お、奥まで届いてりゅの~!」
とか言わせられても今回の主人公は許されると思うね。 読んだ瞬間にウッドマン(作中人物。決してロックマンに出てきそうキャラではない)と一緒に、
「殺せええええええええええッ!」
とリアルで叫んだからね……俺は!
しかも自室の部屋の窓が開いていたことに気づいて、近所の人たちにまた冷たい視線を浴びせられるどころか、マジで『ちょっと署まで来てもらおうか』状態になるんじゃないかと思ってあわてて続きを読んだよ。 血涙しながらな!
余談ではあるが昔、リアルに尻から血が出る時期があって(しかも歩いてて垂れるほど)バイト中に「あっ……きちゃった[m:46]️」見たいなこと言ってあわててトイレでトイレットペーパーを股の間にはさんで仕事していたことがありま~す。
さてまた脱線してしまったけれども、ようするに幼馴染ですよ!幼馴染なんですよ!(大事なことなので2回言いました)
幼馴染なら当然クリアしているであろうイベント『一緒にお風呂もはいったことあるもん!』が前述のウッドマン(しつこいようだが作中人物。)との会話の中で入ってきたんですよ。
そりゃ俺だって……一介のオタとして、また幼馴染萌えスキル持っているこの俺だって……その……そういう……話……は嫌いじゃないです……よ?
むしろ大好物ですよ?
たとえるなら腐女子の前で、『白くてトロっとしてて決して毒ではないけれど舐めてもあまりおいしくないものを顔に掛け合う様』を見せあうくらい興奮しますよ……だって男の子だもの BY ユウゾウ
しかも俺って眼鏡男子(ただし若いとは言っていない)だし、眼鏡にかけられたって『ぜ、絶対に負けないんだからっ! キリッ!』ってことも出来ますけどね。
でもさ……でもさ……中学二年の12月までって長すぎない?
そりゃ俺だってウッドマン(しつこいようだがのうりんは現代の農業高校が舞台のラノベ)みたいになるよ。
まあ彼とは違って三角関係シチュ(トライアングラー)には耐性を持ってるから、ウッドマン(しつ以下略)みたいに『マ、マスクだッ!総員マスクを着用ーー』とはならなかったけどさ……。
クックック、まさかそれだけで俺が血涙を流したと思ったんじゃないだろうな?
甘い……。 その予想がまさに激甘ッ……。
そういう‥‥反応を‥‥‥この‥‥酸いも甘いもかみ締めた(一部、かみ締めたくなかった思い出もあるが……アナルバージンを失ったこととかね)俺がする‥‥‥と思っている‥‥‥そこのところが‥‥‥つまるところ‥‥てんで甘すぎる。
そんな考えでは……沈没。
……のうりんでは……。
そんな考えのやつほどこの作品を侮る……故に読まないという致命的なミスを……犯す!
「中学二年のころだって、ぜんぜん発育悪かったから!まるで少年だったから!」
そんな様なことを言って死刑を逃れようとする主人公に幼馴染が言った一言が俺に刑法199条(人を殺したものは死刑又は無期若しくは五年以上の懲役刑に処する)の行動をされるべきである! という結論を出させた。
もしくは業火に焼かれて死ぬべきである!
「もーええ! やったら今日、一緒にお風呂入るでね!」
な……なん……だと……?
そりゃさすがにこんなこと言われたらあごは尖るし鼻も尖るし、周囲の音がみんなザワザワザワって聞こえるようになりますよ。
もうそこで激おこですよ。 血圧もうなぎ上りになりますよ。 だが……………ここからが本当の地獄だ!
原作引用
「ええやん? いまさら別に恥ずかしがるような仲でもなーし。 ほれにコーサクは、あたしの貧弱なカラダなんか見ても全然なんとも思わへんのやら?」
「ま、まあ……そうだけどぉ……」
「やったら一緒に入ろ? ね?」
「ん……」
「えへへ ハート 久しぶりにコータンのからだ、いっぱいゴシゴシしたげるねハート」
グギャアアアアアアア! ウッドマン&俺
こ、こいつら同調(シンクロ)してやがる!
↑
俺の中の脳内観客。
引用終了
とまあ、こんな惨状だったんですわ。
そりゃこんな状況を見せられたら誰だって怒る……俺だって怒る。
君もそう思うだろ?
『イエス! アイ・アム』 ← 僕の脳内読者。
……誰か最近元気の無い僕の身体(の一部)を足でゴシゴシしてください。
今は怒りは収まりました。
僕だってもう大人の男……たかが高校生が……幼馴染と……一緒にお風呂入ろうって言われたくらいで……そしてそれを主人公が肯定したくらいで怒るはずがないじゃないですか(ニッコリ)
なぜならこのあと主人公は徐々に奇妙な体験をすることになるわけですから……さすがに同情はしますよ。 うん あれはね……。
「この汚らしい阿呆がァァァァァァァァァァアアアアアアアッ!」
喉から血が出る程絶叫した彼の叫びはとても心地よかったです マルッ!
うん……だから尻の穴に極太ポッキー突っ込まれて前立腺刺激で前のポッキーもボッキーしちゃってベッキーにテコッキーされる位で許してあげればいいんじゃないかな?
なんだったらそのまま発情ベッキにドッキ(ング)ドッキ(ング)させられてもいいと思うよ。
そして僕はそれを見て一人(岐阜)県の丘で愉悦に浸ろうかと思う。
あっ! それと岐阜県の森ガールはやはり東京の森ガールとは一味違うようです。
一味違うっていうか……言語が違う? というか色々な意味で種類が違う……かな?
一時的にとはいえ岐阜県民だった僕としては岐阜の奥深さを一つ発見したように思えます。
なので聖地巡りする方は地元との差異を感じるかもしれませんので、この言葉を送りたいと思います。
岐阜では日常茶飯事だぜ! d(^_^o)
閑話休題
農作物と創作物には似てるところがあると思うんです。 別に洒落でも韻を踏んでるわけでもないよ?
それこそこんな大変なことは無いと思うんですよ。
のうりんを読んであらためて感じました。
いっぱい勉強して、努力して、やっと少しずつ成長していってるなと考えていても思いもよらないところでそれが甘い判断だと実感させられ残酷に思いしらされる。
そしてそれは誰のせいにも出来ないし、してはいけないのです。
なぜならばいくらグチやら不満を言っても現実は何も変わらず、また徒労感を味わうかもしれないと思っていてもそれでも進まなければならない。
嫌ならば止めるという選択肢だって常にあるのです。
当然です。 別に自分一人だけがそれをやっているわけではないのですから。
それこそ身も蓋も無いほどにのめりこめばのめりこむほどに、頭が痛くなるほど考えれば考えるほどに駄目だったときのショックは丸ごと自分自身に帰ってくるのです。
その痛みと恐怖は必死になればなるほどに容赦なく降り注ぎ、それに耐えられずに辞めていくことすら正しいことなのだと思います。
店先に並ぶそれらの影には無数の挫折と夢の残骸、そして絶望があることを無知であった私は想像できていませんでした。
そして店先に並んだとしても今度はそこからもまた挫折と絶望が待ち構えていることをよちよち歩きで動き始めた自分は気づきました。
選別を潜り抜けた先にも更なる選別がある。
希望を持って渡り始めた橋の先にあるのは更なる絶望の橋でした。
作中で主人公が言った一言が胸に突き刺さります。
「すぐに芽が出るものなんて、ないんだよ」
なんて残酷で希望に満ち溢れた言葉なのだろう。
人は可能性にかける生き物です。
もしかしたら……あるいは……という気持ちによって絶望の橋に足をかけた人間は無数に存在するでしょう。
そうやって夢を追いかけ、絶望し、また立ち上がる。
そのサイクルを繰り返しているうちに大事なものを失った人や辞め時を誤ってそれこそ人生を失った人もいるでしょうし、あるいは自ら命を絶った人もいるでしょう。
希望は必ず絶望の前に存在しているのです。
その希望を絶望に変えない為に色々と足掻き、無茶なこともしたし馬鹿なこともしました。
今となってはその経験が今後プラスになるのかそれともマイナスに働くのかはわかりません。
ただ自分に出来ることは創作をやり続けることしかないのですから。
育ちきらないかもしれない芽を慈しみ、信じ、行動することは考えてみれば『本当の意味で全ての人間に対して平等な存在である時間』を浪費する愚挙なのではないかと言う答えが今までに何度も脳内で湧き出てきました。
そしてその『答え』は真実であり真理でもあります。
だがそれを認めきれずに行動するからこそ、店先に並んだ商品たちはそこに存在しているというのもまた真実であり真理でもあるのです。
作中で主人公が憧れだったヒロインに問いかけます。
「ここに来て、どう思った?」
ヒロインの答えは当時、絶望的な状況で岐阜に来たときの自分と近いものでした。
自分の住んでいた都市も田舎ではありましたが、それでも電車で一時間半で東京まで行ける程度の距離で、岐阜の端に存在するその都市よりかは発展しているように見えました。
また閉塞的な状況に心ならずとも追い込まれていた、主人公達と同年代だった自分には余計ネガティブにそう思えたのでしょう。
そしてそのヒロインの答えに小さく息を吸い込んで否定する主人公の言葉に私は感動したのです。
そう……徒労に終わるかもしれない恐怖と戦いながら、研鑽を積み、より良いものを作り出してきた古人もまた私と同じように足掻き、創りあげていったことを。
またそれによって感動し、動かされて自分はいま生きているのです。
私自身が夢を叶えられるかどうかはわかりませんし、叶えても絶望してこんなはずじゃなかったと泣き暮らしている可能性もあるでしょう。
それでもまだ創造を辞めない、辞めずにいられないという今現在は『絶望の前の希望』を糧に行動していこうと思います。
そしてそこまで私の心を動かし魅了したのうりんという作品は間違いなく名作であり、多少誤解を受けそうな内容ではありますが胸を張って人に勧められる作品なのです。
追伸 ここまで書いたところで自分の部屋でうっかり二時間ほど寝オチしてしまった……。
そして……目を覚ましてからしばらくして一番辛かったのは童貞を捨てる前にアナル処女を失うほうが早かったことを思い出し…………泣いた……。
以上が僕が2巻を読んで感じたことの顛末です。
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