十一 好奇心と魔法の効果
「フルグルあなた今なにもいわないで、魔法つかったでしょ?」
お母様が、びっくりして聞いてくる。イメージて、大事だなと思う程に、熱くない炎は、珍しい物だったらしくお母様がかなり驚いている。
「私が、出来ない事をやりとげるなんて、いつでもお嫁にいけちゃうね」
「カメッリアお姉様そこは、お婿さんでよ?」
「二人のボケとツッコミは、いいから、前代未聞のことをやったのよ?」
魔法には、年齢とかがあったみたいだが、それを気にせず出来てしまった事が問題だったらしい――。
「フルグルあのね、普通の子供は、魔法を使うと魔力の暴走とかがあってね、魔力のコントロールが、出来ないのが普通なんだけど、あなたいつから魔力コントロールやってるの?」
「魔力を感じる様になってから?」
「なんか身体がみなぎる感覚になった時に、少しずつ魔力をコントロールしていて、それをかかさずやってました……、お母様」
「お話できるだけでも凄い事だったけど、魔法もこの歳で使えるならカメッリアは、ピュルガトワール、ヴァイスハイトの二人に、教えてもらって、私直々に、フルグルに、教えてあげたいわね」
「お母様……、お兄様二人に、習うのですか?」
「初歩ならあの二人でもおしえる事が、できるからいいかなておもったのよ?」
「お兄様達て、学校に行って、忙しじゃないですか?」
「ならカメッリアは、私に、教わりながら、弟のフルグルと一緒に、魔法学ぶの?」
なるほど、今のとしで、学ぶカメッリアお姉様と僕とだと何か問題があるのかな? ここは、黙って話を聴いていた方がよさそうだ。
「フルグルと学ぶとなると高度な技術が、来る時が早めにくるかもしればいけど、耐えられる?」
「可愛い、フルグルと勉強が、できるならそっちの方が、頑張れます」
「そっか、なら少しレベルを上げましょう」
「私、頑張る!!」
そんな事より、後で、フルグルの魔力量をはからないとね、それによって、カメッリアの魔法もレベル考えて教えていかないと駄目ね……」
「ねぇ、フルグル?」
「どうしたの? カメッリアお姉様」
「その炎は、なんで熱くないの?」
「触ったら火傷しちゃうと嫌だなぁて思って、人の温度に触れても伝わらない炎出せないかなて、思ったら出来たかな?」
「人肌に、温度を感じない『熱』て事?」
うぅぅ、イメージて難しいな……、この炎を使っても
「お母様何か解った気がします」
「熱は、温度を感じない……、それをイメージして、
「あ、熱くない!」
それで、落ち葉につけても燃える……。
「お母様これだよね、フルグル君が、作りだした炎て、この魔法だよね」
「あらあら、まさか娘も出来るなんて、凄いわね」
「お母様、そこは、愛の力て言ってほしかった」
「どんだけ、フルグルの事が好きなのよ、将来が心配になってきたわよ?」
二人が、凄く楽しそうに笑っている。魔法が、成功したのも凄い事なんだろけど、娘の魔法技術が、まさかちょっとしたヒントで、ここまで、伸びると思っていなかった事で、ふたりして喜んでいる。
ま、僕は、魔力使い過ぎて、さっきから眠気がつよいけど、なんか良い場面が、みられてよかった。
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