Episode4 あどけなき皮
なずみ智子の小説の中では、最年少のサイコが登場です。
わずか5才の幼稚園児・実葉ちゃんは、陰湿なママ友いじめにあっていたママ・葉子を救うために、ある”猟奇的で胸糞な策”を弄しました。
そして、なんと実葉ちゃんは、”ママの複数の敵”を一括で排除してしまいました。
なんと、恐ろしい子。
そのうえ、全ての真相をしったママが精神的&社会的&経済的保身によって、実葉ちゃんの犯罪の証拠を隠滅しようとすることまで、実葉ちゃんは分かっていた模様です。
本Episode4を読み返していた時、なぜか高校生に成長した実葉ちゃんを想像してしまいました。
地元ではナンバー1の高偏差値の高校に通っていて、そこでもトップクラスの成績の優等生で、背は結構高めでスレンダーな体型で、髪はサラサラのロングヘアで……超美形ってほどじゃないけど、いかにも聡明そうな顔立ちのわりと美人なJKへと成長した実葉ちゃんを……
成長した彼女を軸として、また1本、猟奇で胸糞なホラーが書けるかもしれないな、と。
決して、美葉ちゃんをかばうわけではないのですが、彼女は無差別に他人に危害を加える子ではないです。ですが、ひとたび、彼女に狙いを定められたら、完全に終わりですね。
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