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第122話 年末ですね・・・2」への応援コメント


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    エッセイって物書きのサボり枠的なところはあると思うんで、ていうかわたしはいつもそんな感じです。
    短編書いていると、「あ、このアイディアは長編につけたいな」という長編至上主義になりがちになってしまい、そのアイディアを披露出来ないまま、公表するものは愚にも付かないシモネタエピソードの乱立であるというのが、わたしのいつものルーチンです。

    だから公表してないだけで、オナニーを禁止されている男性の精子のように、キンタマに貯蔵されている話が、結構あったりするのです。

    わたしの場合だと、最初から短編を書くときはテーマと書きたい内容を一個に絞りますが、この話で書きたい内容はここまでいいっしょ、って途中で思い始めるのと、ていうかもう終わらしたいぜという気持ちで短編になってしまってしまったというパターンもあったりします。

    ちなみに「知病」って本当はもっと長かったんですけど、蛇足だと思って実は半分くらい削ってます。

    あれぐらいで終わらせないと、「知病」というより、「早苗ちゃんのチョット聞いてよ! 人生相談」みたいな、ただの愚痴のようなものになっちゃいそうだったので。


    追記

    実際は短編を書いてきた人が長編を書き始めるというのが王道なので、長編からスタートしてる人は、結構持続力の高い人だと思いますよ。

    ただ短編が書けない人というのは、テーマや書きたい内容を絞れなかったり、なんでも詳細に書いてしまうという弱点があり、間延びしやすかったり文体のリズムが止まってしまうという欠点がある場合があるかと思います。

    昔の文豪とかを見ても、背景描写に優れた人はそこに力を入れすぎて、ストーリーやキャラクター性が薄れてしまうという現象はよく見ます。
    ただ書き込みが凄いので、世界観は強いんですけどね。

    古い作家だと三島と太宰を比べてみると、よく判ると思います。
    ちなみに三島は、自分で一つのテーマを長編で書くような感じにしていくことに苦心しているみたいなことを実際に言っていたりもします。

    太宰は決して文章の上手いひとではないけど、文体に彼の独特の魅力があり、短編でも結構唸らせるものが多いかと思います。

    三島のほうが、読者がついていく気負いが要求するなるものにはなってしまいますよね。
    太宰のはさらっと読めてしまうものも多いし。

    こういうのはマンガでもありますね。尤もマンガはかなり省略をやるものですが、絵の上手い人のマンガって結構つまんなかったりするんですよ。なんでかっていうと、イラストレーターの人がマンガに転身したみたいな場合が多いので、お話がたいしたことないのに、絵だけ思わせぶりになったり、大袈裟になってしまったりするんですね。まあ読む人の好みもありますが。

    自分のマンガに必要な要素を描くために絵が上手い人――っていうタイプも勿論いて、そういう人は本当凄い人だなと思い、わたしもいつもそういうことを考えながら絵を練習したりします。なかなか上手くいきませんが……w

    「知病」は古典的な二人称の思索的小説なので、詳細な背景描写とか全部削ってしまっているんですね。ほぼ独白体にして必要な時だけ、ホラー系のもののように背景や状況描写をしている感じです。だから短いというのもあります。
    ある程度、ストーリーをちらつかせないと、「早苗演説会」になってしまいますし……w

    ただ長編というのは、ここを書いておかないとこっちの話に移れないからっていう作者の思い入れもあるからこそ、そうなる部分のある産物であるとも思います。
    また長編は短編の連続である――といった考えでやらないと間延びしやすいかなあとは、個人的には思います。

    わたし個人としては、神原先生が短編が書けないとは思っていないです。なぜかというと、エッセイを書かれているからです。
    要はこれをエッセイとして書くのではなく、小説として虚実ない交ぜにして、面白おかしく描いてしまえばいい部分もあるのだと思います。

    ただ、ある程度オチをつけないと、「運動会楽しかった」みたいなものになりかねないので、そこは注意しないとまずい点ではありますが……w

    エッセイは書き手にとっても気楽さがありますが、小説は構成をある程度考えなくてはならないというのもあって、構えてしまいやすい部分もあると思うんですよね。だから、自分が気楽になりやすい文体を自分で見つけるのも手かと思います。

    短編にはそういった気楽さがやっぱり必要なので、長編的な気負いはいらないと思います。長編でさえ気負い過ぎると書けなくなりますしね……w

    と、偉そうに語ってしまいすみません……w でもよかったらご参考にしてみてください。

    作者からの返信

    エッセイって気楽に書けますね^^ 読むのもエッセイが一番好きです。その方の人となりがよく感じられます。猫浪漫先生はいつもシモネタが満載で表現もこなれていて尊敬しています✨シモネタの神様がついているんですね✨先生の感性や表現力も素晴らしいと思っています。秘蔵ネタの解禁が楽しみでなりません♡

    短編は、能力がないと書けないと思うんですよね。まとめるとか、少ない分量でかつ内容のあるものにするという・・・なので、「知病」の話数や分量であれほどストーリーがまとまっているというのは感銘を受けました。

    半分ほども削られていたのですね。さすがですね・・・自分の作品を厳しく評価できる方じゃないと「削る」という作業は難しいものですよね。せっかく書いたものを「いらない」と判断することですからね。見習わなくてはです。


    「早苗ちゃんのチョット聞いてよ!」は、それはそれで聞きたい気がします^^ ぜひ、そのうち・・・^^

    追記

    猫浪漫先生、追記書いていて下さったんですね。いろいろ鋭いご指摘をありがとうございます。本当に不勉強で、猫浪漫先生のように、書くことに真摯に向き合って来た方の視点は勉強になります。

    間延びしちゃうとか、オチがないとか、ついついやってしまいがちです。感覚でタラタラ書いちゃったりしてしまうので・・・💦実際、こういうのを書こう!と初めても、全然違う方向へ行ってしまって自分の作品の中で迷子になる時もありますね。そして挫折のパターンです💦まずは、完結させる、というのが大きなハードルだったりします💦

    三島作品は何冊か読んだのですが、読みづらく感じます。挫折する時も・・・太宰のようにスイスイ行けませんね。確かに短編でも太宰ワールドは引き込まれます。

    長編は短編の連続ですか。なるほど~~そんな風に考えたことはありませんでした。1話のエピソードを短編の感覚で書けたらということですね。考えてみたら、ドラマもそういう形ですもんね。勉強になります。

    オナニー指南から文芸のいろはまで、猫浪漫先生は守備範囲が広くいらっしゃいますね。またいろいろ教えて下さいね✨

    編集済
  • 神原先生、ファンが続きを待っていますよ~。

    でも書くに関してはこんなにエローペースだし・・・って読んじゃった。

    作者からの返信

    バーバラさま^^ エロ―ペースって・・・そんな新しい言葉まで編み出すなんて・・・💦 とゆうか、そもそもエロいですかね・・・?みんな、言ったり書いたりしないだけで、やってることはエロいでしょ?などと思ったりもします♡