第64話 タブー
最近メディアでいろいろ騒がれているけど、昔から抱いていた違和感についてもチラホラ話題になってきた気がする。
違和感というのはメディアの情報の出し方、フェイクとまでは言わないが、操作されている感じ。
物事にはいろんな側面があるから、一方からだけではなく広く情報があるのが望ましいけど、みんな一斉に同じことばかり流して誘導しているように思える。
それだけならまだいいんだけど、アレの続報どうなったの?とか、一瞬だけチラッと報道されて後から見ようと思っても消えてなくなっていたり、探しても見つからないことがあったり。怖くね?
そういう時、世の中は報道されていることが全てではないし、本当のことは分からない。どっかの国だけの話ではないんだなと思う。報道されない情報を知るのは難しい。
日本では政治の話はタブーになっている。
もっと盛んにしたほうがいいと私は思う。
コロナで在宅勤務が増え、日頃ワイドショーなど観ない人が観るようになり、片寄った報道に流される人が増えたように思う。それにより反対運動などが盛んになったように思う。だけど、その反対意見というのが自分で考えた結論というものではなく、ほとんどがワイドショーの受け売りだったり、嫌いだからみたいな感情論だったりする。
現政府のボロが出始めたみたいな報道もあるけど、こんなにも流されやすい国民が多いことのほうが問題な気がする。
先日、snsで誹謗中傷された女性が自殺した事件もそうだと思う。誹謗中傷する流れに乗った人がほとんどだ。というか全員だ。彼女に直接何かされて文句を言った人は一人もいないと思う。どうしてそうなるのかは匿名という責任逃れが出来るから。責任で言うと関係者のほうがよっぽど悪質だと思うけど、メディアはそれをあまり追及しない。
最近、友人がやたらと政府を批判するようになった。批判はあって当然だけど、批判しかしない。なんか寂しい。
報道されている、表面だけなら批判しかないだろう。だけど、きっと報道されないことのほうが遥かに多いはずだ。言えないことも山ほどあると思う。
そして、一つの政策はいろんなことに繋がっていて、真実ならばなんでも良いというわけではない。同じ政党だからみんな仲間かといえばそうでもない。どちらかが完全に白なんてことはあり得ない。同じグレーでもどちらのほうが白に近いかではなく、国益になるのはどちらか。立場によって正反対にもなる。世の中はそんなに単純ではない。
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