第134話怠惰によって屋根は落ち、無精によって家は漏る。

(原文:第10章18)

怠惰によって屋根は落ち、無精によって家は漏る。


怠惰や無精により、屋根が落ちたり雨漏りがするなど、大きな被害が発生する。

やはり自分の家を守る努力や、自分自身を高める努力は、大切なのだと思う。

自分自身の怠惰や無精、不注意から派生するマイナス事案がどれほど多いことか、理解していない人など、ほとんどいないと思う。

例えば、試験にて問題用紙を見た時と、採点結果を見た時など。


しかし、世の中には、そう思わない人がいるようだ。

必要な勉強を怠り試験に不合格となれば、「やる気を出させなかった教師が悪い」

仕事の手順を守らず失敗すれば、「しっかり理解させなかった上司や同僚が悪い」


自分の至らなさを自覚せず、他者に責任を押し付けるだけでは、その人自身の成長は考えづらい。


  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る